警察官は公務員なので生活が安定しているイメージがあります。そのため、警察官と結婚したいと考える女性も少なくありません。
ところで気になるのは、警察官と結婚した後はどのような生活になるか、またどのようなメリットがあるかという点です。
そもそも警察官といっても、所属先によって仕事内容も異なってきます。
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具体的には青少年の犯罪やストーカー事件に対応する生活安全課、殺人事件など犯罪を担当する刑事課、車のスピード違反や飲酒検問、交通事故に対応している交通課、大きな大会などにおいてテロ対策など取り締まりにあたる警備課、地域の交番所に勤務し、パトロールや地域の方の苦情などに対応している地域課、そして警察官の仕事全体をサポートする総務課などがあります。
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そして勤務体系も違います。
例えば交番勤務なら交替勤務制となり、泊まり、非番、休みを繰り返しながら24時間を3交替制で勤務するのが一般的です。泊まりの場合は朝から翌朝まで勤務し、非番の日は昼すぎには帰宅となるので、3日間で考えると1日半が仕事、1日半がお休みという勤務形態となります。
土日が必ず休みという訳ではないので、学校の行事などに参加出来なくなる事もあります。
一方、刑事課や生活安全課や交通課などは日勤勤務となりますが、平日勤務に加え、当直勤務もあります。当直は6日に1回のペースで回ってきます。
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そしてもし大きな事故や事件が起きた場合は、捜査本部に入れられる事もあります。そうなると早く解決するために、家に帰れない、または休みが取れなくなったりもします。
もちろん何か理由がある場合は休みの融通が利きますが、基本的に同僚と連携して仕事をしていかなければならないので、家族の行事よりも仕事を優先しなければいけない事も多いです。
当直勤務などがあると、奥さんや子供達とも時間が合わなくなったりしますが、警察官と結婚する事でいろいろなメリットもあります。
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まず第一に年収が安定してます。
一般の企業のように倒産する事はなく、よほど悪い事をして懲戒免職などを受けない限りは解雇される事もありません。真面目に勤務をしていれば、定年まで何の心配もなく働けるという訳です。
また他の公務員に比べると警察官は高給で、当直勤務などによる手当も貰えます。
やはり女性にとっては夫の年収によって人生が変わってくるので、安定した収入が得られるのは何よりの魅力となります。
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激務によってほとんど家に帰ってこない、レジャーを楽しむ事も出来ないと不満を感じる人もいるかもしれませんが、逆に言えば自分の自由な時間が持てやすくなります。
夫へのお世話が無くなる分、子供との時間をゆったりと持つ事が出来たり、趣味やスポーツ、お友達との交際に時間をかける事が出来ます。
結婚生活は長くいればいるほど、お互いの嫌なところが見えてギクシャクしたりしますが、程よい距離感を持つ事で良好な関係も長続きしやすくなります。
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また、もし交通事故など何かのトラブルに巻き込まれた際、普通の人ならどうしたら良いかわからず動揺してしまいますが、警察官は仕事柄トラブルの対応にも慣れています。
体育会系なイメージのある警察官ですが、実は法律関係にも詳しいため、困った時の対処法なども適格にアドバイスして貰う事が出来ます。
身近に法律に詳しい人がいると安心感が持て、自分だけではなく、自分の家族や友達のトラブルにも間接的に助けてあげる事が出来ます。
最後に、これは個人差があるかもしれませんが、警察官として従事している男性は体格が良かったり、力持ちの人が多いです。
基本的にハードな仕事となるので、精神的にも肉体的にもタフでないと務まりません。
男性に守ってもらいたいと感じる女性の場合は、力強さを感じる警察官は理想的な男性と言えます。