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【動画有】松本まりか「35歳のOO女優」⁉ あざとい&かわいいキャラがブレークするワケは…


自身を 「35歳の新人」と称する 女優・松本まりか(35)さんが今年、デビュー20周年を迎えました。松本さんは、芸歴18年で挑んだテレビ朝日系のドラマ「ホリデイラブ」で 一気にブレーク。
その後も強烈なキャラクターを演じ切る演技力を武器に 存在感を示し、多くの作品に参加しています。長く光を浴びることがなかった松本さんが、なぜ突然ブレークしたのか…?。今を「幸せ」と語る一方で、なぜ 「つらいかも」と感じるのか…?。

 

英・ロンドンで約半年間を過ごし

「何かに出たいよりも、演技を磨くとか、人間性を磨くとかそういうことをずっとやってきた。結果的に何かチャンスがあった時に、自分が恥じない人間でいようと思っていた」。これが松本さんのポリシーだという。

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ドラマ「ホリデイラブ」で演じた、あざとい&かわいいキャラが話題となり大ブレーク。昨年はテレビ東京系ドラマ「死役所」などに出演。他にもフジテレビ系「シャーロック」や、テレビ朝日系「ドクターX~外科医・大門未知子~」にゲスト出演。1話のみの登場でも存在感は抜群で、どんな役でも「心を揺さぶられるのが一番重要」と無我夢中で取り組みます。point 231 | 1

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blog.livedoor.jp

中学生の時に原宿でスカウトされてから飛び込んだ世界。今年、デビュー20周年を迎えました。
まさか自分が芸能界?と驚いたが、思い返せば学芸会での劇が一番好きでした。「一番楽しいと思えることは物心ついた時から変わっていない」と決意しました。

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デビュー後はドラマや映画に出演し、03年には女優・蒼井優(34)とW主演で初舞台を経験。07年にはKinKi Kids・堂本光一(41)主演の「Endless SHOCK」にも出演しました。

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その後もジャニーズ主演の舞台に多く出演しましたが「自分の力じゃなくても満員ですごく恵まれた環境」と複雑な思いがあったという。次第に「自分の力でお客さんを呼べるようになりたい」と考えるようになり、変化が現れました。

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「生活の面でも言葉の面でも困難なところにいきたい。生ぬるい環境ではなく厳しい環境に身を置きたかった」と、10年5月から夢だった留学へ。英・ロンドンで約半年間を過ごしました。

 

“表現の引き出し”を必死に増やし

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「自分が仕事がない分、何かで表現したい。なにか自分を磨いておかないと、ただ漫然と生きていることに耐えられなかった」。
さまざまなジャンルの人に会って人間力を鍛えたり、読書をしたり、1日6時間のダンスレッスンを週に3回受け、狂ったように踊ったり。披露する場が来るか分からない中で、“表現の引き出し”を必死に増やしていきました。

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そんな中、運命が変わったのは英国から帰国した後に出会った「小劇場」の舞台だった。声をかけてきたのは、のちに松本の“出世作”となる「ホリデイラブ」のプロデューサー。

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「まさか小さい舞台をやっていた時にそれを見た人が大きな作品に抜てきをしてくれるなんて思ってもいなかった。自分の人生の中で選んできたことが 何年か後に実を結んだ」。デビューから18年。蓄えてきたものを放つチャンスをようやくつかみました。

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「ホリデイラブ」の演技は見事に視聴者の心をつかみ、ブレークを果たした。仕事が豊富になった今が「幸せ」と思う反面、「今が一番つらいかも」とつぶやく。中でも「ホリデイラブ」直後は「結構どん底だった」という。

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自分が楽しいって思えることが原点

「もっと面白いものを目指しているうちにうまくいかなかったりする」と、心や時間にゆとりがなくなったことも理由のひとつ。オフでも「いろんな準備で終わることもある」というほど追い込むこともあったそうです。

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苦楽が隣り合わせという新しい感情に戸惑うこともある中、「第92回アカデミー賞」で作品賞などを受賞した韓国映画「パラサイト 半地下の家族」のポン・ジュノ監督のスピーチに心を打たれました。元はマーティン・スコセッシ監督の言葉である「最も個人的なことが最もクリエーティブなことである」に救われた松本さん。

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「私は自分が演じずにはいられないという個人的な理由でお芝居をやっている。自分が楽しいって思えることが原点で、それが結果的に人につながることで喜びがある。でも結局変わらないのはとっても個人的なこと。きっと私はこの先も個人的なことをしていく」

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20年間、必死に積んできた“準備”。努力とは少し違う、“準備”が これからも松本さんを育てていくことでしょう…。

 

◇ 松本まりか(まつもと・まりか) 1984年9月12日生まれ、東京都出身。中学生の時に原宿でスカウトされ、00年にドラマ「六番目の小夜子」でデビュー。その後もドラマや映画、舞台で活動。18年ドラマ「ホリデイラブ」で大ブレークし、19年「ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2019」で初の映画賞を受賞。昨年は、配信ドラマ「奪い愛、夏」などに出演。15年ぶりの写真集「月刊松本まりか 汀」を発売。

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