おうちでワインを楽しむ際は、難しいマナーを気にする必要はないかもしれません。しかし、ホームパーティやレストランでは、ワインのマナーを知っていた方がかっこいいですよね。そこで今回取り上げるのは、「ワインの注ぎ方」です。
ワインの注ぎかたその1、ワインボトルの口をグラスに当ててはならない
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普段、飲み物をボトルからグラスに移し替える時って、ボトルの口をグラスに当てている人が多いと思います。しかし、ワインを注ぐ時にはこれはやってはいけません。これは、「音がたつと下品だから」とか、「グラスを傷つけないため」という理由があるからです。ちなみに、ワインを注ぎ終わった後は、液だれしないようにボトルをくるっとひねると格好がつきます。このテクニックは最初は難しいかもしれないので、こっそり練習しておきましょう。point 206 | 1
ワインの注ぎかたその2、グラスに注ぐワインの量に要注意
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たくさん飲みたいからといって、グラス一杯にワインを注いでいる人って多いと思います。自宅で、一人でワインを楽しんでいる時ならまだ良いかもしれませんが、人前では行ってはいけません。ワインを注ぐ量は、ワイングラスの一番膨らんだ部分を目安にするのが適量とされています。どうしてこんなに注ぐ量が少ないのか?と言うと、ワインはグラスの中で泳がせて香りを楽しむ飲み物なので、これぐらいの量が最適だとされているからです。ですから、人前でワインを飲むときはワイングラスを用意するようにしましょう。point 337 | 1
ワインの注ぎかたその3、ボトルのラベルを隠してはいけない
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ワインを注ぐ時は、ボトルのラベルを手で隠さないように持たなければなりません。ちなみに、このマナーはワインだけではなくて日本酒やビールにも言えることなので、社会人は覚えておきましょう。したがって、片手でボトルの下の方を持ちつつ、もう片方の手を添えて注ぐのが無難です。上級者になると、ボトルの底を片手だけで持って注ぐ場合もありますが、これはバーテンダーやソムリエのようにキャリアがある人じゃないと失敗する方法なので、初心者は行わないようにしましょう。うっかり手を滑らせて、ボトルを落としてしまったら大惨事になってしまいます。point 260 | 1
ワインの注ぎかたその4、女性が男性に注いではいけない
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これは、注ぎかたというよりかはマナーに関する話ですね。海外では一般化しているワインマナーなのですが、日本ではまだ馴染みは薄いと思います。したがって、女性陣は前述したような注ぎ方を知っていたとしても、男性には注がないように気をつけましょう。ちなみに、女性同士でワインを楽しむ場合にはまったく問題無いのでご安心を。
まとめ
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このような感じで、ワインの注ぎかたにはいろんなマナーが存在しているんです。ワインが好きでも知らなかった人って結構多かっのではないでしょうか?このようなワインマナーは、社会人こそ知っておいて損はないので、これを期に頭に入れておきましょう。ちなみに、ワインに関するマナーはまだまだたくさんあります。例えば、「注がれ方」、「コルクの開けかた」、「乾杯のマナー」、「日本ならではのマナー」、「海外ならではのマナー」、「ワイングラスの回し方」etc。すべてあげれば、ワインマナーだけで「本が一冊できてしまうのではないか?」というぐらいキリがありません。「まだまだワインについて詳しくなりたい!」という人は、これを期に勉強してみてはいかがでしょうか?インターネットや書籍で勉行するのはもちろんのこと、ワインマナー教室を利用してみるのもおすすめですよ。point 444 | 1