数々のドラマや映画に出演していた人気女優の竹内結子さんの突然の訃報に、衝撃が走った2020年9月27日。
同日放送の『Mr.サンデー』(フジテレビ系)では、竹内さんの訃報をトップニュースとして取り上げ、竹内さんが出演したドラマの数々を振り返ったのですが、一部視聴者の間で物議を醸す事態となっているようです。
竹内さんは今月27日午前2時ごろ、東京 渋谷区の自宅マンションの部屋でぐったりしているのを家族が見つけたということで、その後、救急車で病院に搬送されましたが、死亡が確認したということです。
前日の26日は家族4人で過ごし自宅で夕食をとったということで、普段との様子と何ら変わりはなかったそうですが、警視庁は現場の様子などから自殺とみて、詳しい状況を調べているとのことです。
芸能界で自殺が相次いでおり、同業者からも悲しみの声があがっているなか、同番組でも竹内さんの女優人生を偲び、数々の名作を振り返りました。
2002年に月9ドラマで初主演を果たした『ランチの女王』(同局系)では、印象に残っている人も多いであろう、満面の笑みを浮かべておいしそうにオムライスを頬張る竹内さんの映像が流れました。
また、番組では同ドラマで竹内さん演じる麦田なつみが「死んじゃいたくなるほど寂しい気持ちってわかります?」「一人ぼっちでさ、何やってもうまいこといかない…」と熱弁するシーンを放送。
他にも『スキャンダル専門弁護士 QUEEN』でのセリフで、「ときに人の死すらなかったことにする。こんな理不尽な世の中は悲しすぎる」と力強く訴える姿が流されたのです。
いかにも「死」というワードがたくさん編集によって放送されてしまい、一部視聴者からは批判的な声が殺到してしまうという事態になり、
「数ある中のセリフからあれらを抜き取って編集したのはどういう意図があったのだろうか…」「編集悪意ある」「もっと別なやり方、編集の仕方あるはず」「もっと明るいのあっただろ」と数々の意見があがってしまったのです!
竹内さんの過去の作品を噛みしめる声も上がる中でも、生死に関するセリフをあえて切り取ったかどうか、編集側の真相はわかっておりませんが、不謹慎でしたね。
その後も、出演した映画が立て続けにヒットし、日本アカデミー賞優秀主演女優賞を3年連続で受賞したことなどを振り返った同番組。
視聴者から批判を招くような編集の仕方だったことは残念ですが、数多くのドラマからも竹内さんって本当に素晴らしく素敵な才能のある女優だったんだな、と思わされましたね。
改めてご冥福をお祈り申し上げます…。