眞子さま結婚延期
「納采(のうさい)の儀」(一般の結納)を約1か月後に控えていた、秋篠宮(あきしののみや)家の長女である眞子(まこ)さまとお相手の小室圭さんの結婚の延期が発表されました。
宮内庁はこの件に関し説明を行い、「諸行事や結婚後の生活について十分な準備を行う余裕がなかった」としました。
正式に発表された皇族の結婚に関する日程が変更となるのは今までにない異例の事態です。
宮内庁は詳しい説明は避け、「説明が難しい」とだけ言葉を残しました。
この日、眞眞子さまと小室さんのお気持ちを表した文書も発表されました。
2017年5月に、公式な発表の前に結婚報道が先行してしまった眞子さまと小室さん。
このことで結婚の日程が前倒しになったとし、十分に準備する時間が持てなかったと、延期の理由を説明しました。
急ぎ過ぎてしまったこと、そして自身の未熟さを反省するとの、率直なお気持ちも書かれていました。
お気持ちの全文がこちらです。
私たちは、今まで結婚に関わる様々な行事や結婚後の生活にむけて、二人で話し合い、それぞれの親や関係する方々と相談しながら準備を進めてまいりました。しかし、その過程で、現在予定している秋の結婚までに行う諸行事や結婚後の生活について、充分な準備を行う時間的余裕がないことを認識するようになりました。
これまでのことを振り返ってみたいと思います。
昨年5月、予期せぬ時期に婚約報道がなされました。
このことに私たちは困惑いたしましたが、結婚の意思を固めていたことから、曖昧な状態を長引かせない方がよいとの判断をし、当初の予定を大きく前倒しして婚約が内定した旨を発表することにいたしました。
婚約の内定発表に際しては、多くの方々がお祝いのお気持ちを寄せてくださったことを大変有り難く思っております。
その後、昨年11月には、それ以降の諸行事の予定を立て、発表いたしました。
しかし、色々なことを急ぎ過ぎていたのだと思います。ここで一度、この速度が自分たちに本当に合っているのかを慎重に考えるべきでしたが、婚約の内定発表に関しても、それ以降の事柄に関しても、私たちはそのまま前に進むという選択をしてまいりました。
今、私たちは、結婚という人生の節目をより良い形で迎えたいと考えております。
そして、そのために二人で結婚についてより深く具体的に考えるとともに、結婚までの、そして結婚後の準備に充分な時間をかけて、できるところまで深めて行きたいと思っております。本来であれば婚約内定の発表をするまでにその次元に到達していることが望ましかったとは思いますが、それが叶わなかったのは私たちの未熟さゆえであると反省するばかりです。
これらのことを踏まえ、それぞれの親や関係の皆様と相談を重ねた結果、この度、今後の私たちの結婚とそれに関わる諸行事を、これから執り行われる皇室にとって重要な一連のお儀式が滞りなく終了した後の再来年に延期し、充分な時間をとって必要な準備を行うのが適切であるとの判断に至りました。
一度決めた予定を大幅に変更することは、私たちの結婚に快く協力してくださっている方々に多大なご迷惑とさらなるご負担をおかけすることとなり、大変申し訳なく思っております。私は、結婚に関わる諸行事を延期したい旨、天皇皇后両陛下にご報告申し上げました。
両陛下は、私たち二人の気持ちを尊重してくださいました。
私たちは、この度の延期を、新たな生活を始めるための時間を作る良い機会と考え、その時間を大切に、結婚までの期間を過ごしてまいりたいと思います。
お2人の結婚に関しては、2017年の年末から週刊誌で小室家を巡る金銭トラブルなどが報じられています。
この件に関しては「関係ない」と繰り返し説明し、「ご結婚の意思は変わりない」と強調しました。
お相手の小室圭さん
お相手の小室さんはいったい誰なのでしょうか?
小室さんは1991年10月5日生まれで、1991年10月23日生まれの眞子さまと同い年です。
小室さんは一般的な家庭の家柄であり、特に皇族や華族などと関係があるわけではありません。
そして現在は母親と祖父の3人暮らしで、父親は小学生の頃に亡くなったそうです。
父親がいなかったこともあり、高校時代から学業とアルバイトを両立させてきました。
そして、小室さんと眞子さまは国際基督教大学の同級生です。
結婚報道が広まった時には、すでに交際5年でした。
大学卒業後、小室さんは三菱東京UFJ銀行に努めますが、のちに法律事務所へ転職します。
噂では国際弁護士を目指しているのではという話もあります。
眞子さまの結婚後
皇族である眞子さまが一般家庭の小室さんと結婚した場合、眞子さまは皇族から離れ一般人となります。
そのため、結婚するにあたって様々な儀式を行わなければなりません。
納采(のうさい)の儀」、「告期(こっき)の儀」、「賢所皇霊殿神殿(かしこどころこうれいでんしんでん)に謁(えっ)するの儀」、朝見(ちょうけん)の儀」、「入第(じゅだい)の儀」とたくさんの過程を踏まなければなりません。
こういったことがあるため、眞子さまと小室さんは準備の時間が必要だと判断されたのかもしれません。