〈多くの人が納得し喜んでくれる状況にならなければ、婚約にあたる納采の儀というのを行うことはできません〉〈結婚したいという気持ちがあるのであれば、それ相応の対応をするべきだと思います〉
昨年、11月30日の誕生日会見で、秋篠宮様はこのように語られました。
そして、先日11月30日に54歳の誕生日を迎えられた秋篠宮様の、恒例の記者会見に注目が集められました。
〈結婚の見通し、これについては私が昨年お話ししたことと変わっておりません。ただ、今質問にもありましたけれども、この次の2月で2年たつわけですね。やはりその、昨年の2月に今の気持ちというのを発表しているわけですので、何らかのことは発表する必要があると私は思っております〉
やはり、二人の結婚を認めることはできない…。
その確信があるからこそ、秋篠宮はあと2カ月あまりに迫った「2020年2月」、つまりあの結婚延期から2年の節目に「なんらかのこと」を発表すると宣言されたのです。
眞子様は、この秋に行われた即位礼正殿の儀の直後に迎えられたお誕生日に際して、宮内記者会から談話を求める声が上がったものの、お断りになられました。小室さんとのことについては沈黙を貫きたい、とのお考えからでした。
こうした眞子様の様子に、心痛を深めているのが上皇様と上皇后様です。
これまでにも、特に上皇后様が眞子様を気にかけている、との報道は出ています。今年7月のボリビア訪問直前には、眞子様が上皇夫妻のもとをわざわざ訪ねたことから、「ご結婚に関する相談があったのではないか」との憶測まで呼びました。
上皇后様は、令和の始まりである今年に大ごとは起こせないと気を揉んでおられるようです。ただし、来年の3月がめどとされる赤坂の仙洞御所へのお引越し、それまでには眞子様を説得したいともお考えとのことです。
上皇后様は、決して眞子様と小室さんとのご結婚に前向きというわけではありませんが、一貫して厳しい態度の秋篠宮様ともまた一線を画し、眞子様の心中を最大限に思いやられています。昨年の秋篠宮様の「納采の儀を行うことはできない」という発言に関しても、後日秋篠宮様をたしなめることがあったといいます。
その上皇后様が、真子様の相談相手、そして自らとの仲介役として頼られているのが、長女である黒田清子さんです。上皇様と上皇后様は、ここ最近は頻繁に清子さんとお会いになり、秋篠家についてご相談をされているとのことです。お二人のご意向を、清子さんが眞子さまへ伝えておられるようだと、皇室関係者はいいます。
眞子様も、清子さんには『(来年には)良い結果になっていると思うの』と気丈におっしゃったそうですが、清子さんは、上皇后様のご内意を眞子さまにお伝えすることがお役目。『お父様(秋篠宮様)には、決まったことだけを、しかるべき時期にご報告申し上げなさい』と、上皇后様からのご伝言をお話しになっているそうです。
眞子様は、小室さんとは引き続き連絡を取り、小室家側の弁護士と相手の男性との話し合いの進捗をお尋ねになっているようですが、くだんの金銭トラブルに関しては平行線のままだそうです。
眞子様と小室さんは多忙もあって連絡の回数も減りつつあるといいます。
秋篠宮様と紀子様は、眞子様と小室さんのご結婚はすでに『無くなった』ものとお考えのようで、このご意向は眞子様にも、紀子様より伝えられています。
秋篠宮様が決めた「2020年2月」というタイムリミットまでに、どのように事態が動くのでしょうか。”皇族としての国のお勤め”や”国民からの支持”を求める気持ちも十分に理解できますが、眞子様の一女性としてのお幸せも考慮した決断を下して頂きたいものです。