ビクトリアシークレット
アメリカの有名下着ブランド、ビクトリアシークレットがチェンジするというニュースが伝えられました。
ビクトリアシークレットは、男性が望む下着ではなく女性が望む下着に集中すると述べました。
アメリカのメディア「ニューヨークタイムズ」は、ビクトリアシークレットが時代の変化に合わせてイメージチェンジを試みると伝えると同時に、同性愛者のサッカー選手やブラジル出身のトランスジェンダーモデルなど、性的少数者とともにアフリカの難民モデルや女性フォトグラファーなどのモデルをキャスティングしました。
計7人で、アメリカの女子サッカー代表チームの同性愛のメガン・ラピノ選手(Megan Rapinoe)、ブラジル出身のトランスジェンダーモデルのバレンティーナ・サンパイオ(Valentina Sampaio)、スーダン難民出身モデル、アドゥート・アケチ(Adut Akech)、俳優でありフォトグラファーのアマンダ・デ・カデネット(Amanda De Cadenet)、プラスサイズモデルのパロマ・エルセッサ(Paloma Elsesser)、インド出身の有名俳優のプリヤンカ・チョプラ(Priyanka Chopra)、中国のフリースタイルスキー選手のアイリーン・グ(Eileen Gu)などです。
ランジェリーファッションショーで有名なビクトリアシークレットは、1995年から開始されトップクラスのスーパーモデルが下着姿で天使の羽をつけて華麗なウォーキングを披露してきました。
これまで痩せてグラマラスなスタイルを強調して女性らしさを歪曲し、男性が望む女性の魅力を下着に具現したという評価を受けてきました。
最近、最高経営責任者(CEO)に昇格したマーティン・ウォーターズは「ビクトリアシークレットは、世の中の変化にあまりにも遅く反応した」と伝え、女性の魅力に対する人々の考えが変化しているため、販促戦略も変えたと会社側は説明しました。
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