毎年恒例企画となりつつある、元ZOZO創始者の前澤友作氏(44)が自身のTwitterで募集している「100万円がもらえるかもしれない」という夢の企画。1月1日にスタートした“お年玉企画”は、この企画を「社会実験」と説明したことでも物議を醸していました。
ネット上では「100万円ばら撒き企画」とも呼ばれている同企画。その参加条件は、前澤氏のアカウントをフォローし、リツイートするだけという簡単なものです。昨年も行われているこの企画ですが、選考基準は明かされておらず、攻略は不可能に近いものでした。しかし、応募は殺到しており、100万円をゲットしようと必死になるユーザーから面白半分で応募するユーザーまで、多くの注目を浴びたことでネットニュースに取り上げられるほどでした。
【当選結果】大変お待たせしました!!#前澤お年玉 の抽選結果が出ました。こちらのページよりあなたの結果をご確認ください。ご確認にはTwitterログインが必要です。 https://t.co/I23tN1cSjP
ADVERTISEMENT — Yusaku Maezawa (MZ) 前澤友作 (@yousuck2020) January 19, 2020
その後、今月の19日には当選結果が発表されており、さらに新たな企画として「200 名様に100万円を追加でプレゼント!!」という追加募集を行っています。これにより、話題沸騰となった前澤氏でしたが、翌日の夕方ごろから当選結果に問題が発生しており、別の意味で注目を浴び始めます。問題とは、当選者しかアクセスできないはずの「お年玉当選者専用ページ」に誰でもアクセスできてしまうというもの。
本来であれば、当選したユーザーのみ、そのアカウント名を入力することでトップページかあらアクセスできるお年玉当選者専用ページなのですが、URLを操作することで誰でもアクセス可能となり、前澤氏が出演する当選を知らせる動画を視聴したり、名前や住所など個人情報を入力するページにもアクセスすることができるというのです。
【抽選結果ページ一時停止のお知らせ】
抽選結果ページが大変混み合っており、いったんサイトを停止させていただきました。サイトの再開はあらためてツイートでお知らせいたしますので、少々お待ち下さい。皆さん楽しみにされているのに本当に申し訳ありません? https://t.co/0pF3ZVE1s7
ADVERTISEMENT — Yusaku Maezawa (MZ) 前澤友作 (@yousuck2020) January 19, 2020
予期せぬ事態はこれだけではありません。「果たして一体誰が当選したのか、そしてその使い道はどのようなものだったのか。」当選者以外にも関心を持つユーザーが多くいたためか、サイトへのアクセスが集中してしまったことでサーバーがダウン。当選結果を閲覧することすら不可能という状態となりました。このような事態に前澤氏も対応に明け暮れている状態かと思われますが、Twitter上では批判が殺到しています。
「この事実について、発見したネットユーザーがSNSを中心に拡散。『入力しない方がいい』などと注意喚起をする声もありましたが、同時にイタズラで入力したといった報告も多く見られました。21日朝時点で出回っているURLにはアクセス不可となっていますが、大々的に宣伝し、多くの注目を集めていた企画だけに多くの呆れ声が集まってしまっていました」(芸能ライター)
ADVERTISEMENT
ある意味、話題作りとしては成功したといえる今回のトラブル。しかし、「作りが雑過ぎ」「当選者は個人情報詳しく書かなきゃいけないのに管理ガバガバすぎて可哀想」「胡散臭すぎる…」といった声が多く集まっていて、「お見合い企画」によりイメージダウンしている前澤氏にとっては、さらなる不信感を買っていまい大打撃となったようです。