4月25日に発令された3度目の緊急事態宣言。これに伴い、政府や東京都はJR東日本と首都圏の大手私鉄に減便を要請。公約のひとつに〝満員電車0〟を掲げていた、小池百合子東京都知事ですが、新型コロナウイルス対策として満員電車を生み出し、厳しい声があがっています!
2016年7月に行われた都知事選で、小池都知事は公約『7つのゼロ』を達成すると宣言。その内容は満員電車ゼロに加え、待機児童ゼロ、残業ゼロ、ペット殺処分ゼロ、介護離職ゼロ、都道電柱ゼロ、多摩格差ゼロという7つ。
今回、JR東日本を含む首都圏の各鉄道事業者は、緊急事態宣言を受けて大型連休にあたる4月29日から5月9日までの運行本数を削減。なかでも平日にあたる4月30日、5月6、7日は朝のラッシュ時間帯を減便していました。
ゴールデンウィーク期間中は電車の利用客が一時的に減少しましたが、連休明けは減便が原因で駅のホームはすし詰め状態で、電車も満員。都内各所で〝密〟な状況に。
5月6日に放送された『羽鳥慎一 モーニングショー』(テレビ朝日系)でも、この状況が取り上げられ、ツイッターでは「電車減便」「満員電車」がトレンド入りし、大きな注目を集めました。
電車減便で人出を抑制しようとしたものの、逆に満員電車を生み出してしまった小池都知事。また公約の大半が未達成のまま…。
JR東日本は6日の混雑を受けて、7日のダイヤを通常通りに。人出を抑制するための要請が完全に裏目に出てしまい、都民から以下のような呆れ声が続出しています!
《満員電車解消を公約に当選した小池都知事がJRに減便要請して、結果的に満員電車作り出してるのほんとすごい》《減便すればどうなるか素人でも分かりそうなものですがね》《平日の通勤時間帯に間引き運転したら逆に乗車率が上がる。これ、小学生でもわかると思うけど》《満員電車にしたいかのような取り組みですもんね。本数減らしたら乗れない人増える事ぐらい分かってくれよ》《電車減便がトレンド入りしてますが、小池百合子氏が公約に掲げていた「満員電車ゼロ」はどうなりました?》《小池百合子様のおかげで、押し込まないと入らないレベルの満員電車を久々に体験できている》