人気アニメ「ルパン三世」の次元大介役などを務めた声優の小林清志さんが先月30日に肺炎のため89歳で死去していたことがわかりました。葬儀は遺族の意思により既に執り行われた模様で、お別れの会については、後日行う予定だといいます。
小林さんは1933年に東京都で生まれ、国民文化研究所・劇団泉座、日大芸術学部演劇科を経て、1960年、所属事務所でもある東京俳優生活協同組合(俳協)の創立に参加しました。
その後mジェームズ・コバーン、リー・マーヴィン、トミー・リー・ジョーンズさんらの吹き替えのほか、「妖怪人間ベム」のベム役、「機動戦士ガンダム0083」のエギーユ・デラーズ役などアニメの声優としても活躍し、「SASUKE」「ガキの使いやあらへんで!!」など人気テレビ番組のナレーションも務めていました。
また「ルパン三世」の次元大介役に至っては50年以上にわたって担当し、特に思い入れが深い作品だと言われています。2021年10月から放送された「ルパン三世 PART6」の初回「EPISODE 0 -時代-」をもって次元役を勇退し、大塚明夫さんが2話以降後任を務めています。
ネットでは「私たちの世代を代表する作品といって過言ではない「ルパン三世」「大人のカッコいい世界」を垣間見せてくれた「ルパン三世」の大きな立役者が次元大介、すなわち小林清志さんでした。」「天国で山田さんと納谷さん、井上さんと久しぶりに会えますね。 本当にお疲れ様でした。 安らかにお休み下さい。」と追悼の声が相次いでいます。
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