ルールに則って、税金を正しく払うのが基本です。
節税は許されるけれど、“脱税”をすれば、税務当局の調査に追い込まれることになります。
しかし、税務当局も全国民を詳しくチェックすることが難しいため、芸能人や大企業などの話題性のある相手を中心に、目を光らせていると言われています。
そんな中でも、特に目をつけられる存在は、“収入額が一気に上がった芸能人”だと言います。
テレビ局プロヂューサーによると、「芸能界では先月まで数万円の収入しかなかった芸人が突然、数千万円の収入を得ることも珍しくありません。このように収入が激増した人は当然ながら納税額も増えますが、あまりにも納税額が増えるために嫌気がさして脱税することがあります。だからこそ、ブレイクして収入が急増したタレントにはマルサも目を光らせているんです」
「そのため、国税当局が目をつけている芸能人は様々な名前が噂されていますが、中でも最近、千鳥の2人は徹底チェックされていると言われています」
千鳥??
意外な名前…だが、そこにはやはり、理由があるのでした。
「テレビを観ていれば明らかですが、この1年ほどでとんでもない出演数です。レギュラー番組はNHKから民放、地方局に至るまで存在し、CM出演も多数。個人年収はそれぞれ2億円程度ですが、上昇率としては芸能界でもトップクラス、前年比700%ほどなので、当局は2人の確定申告を心待ちにしていたはずです」―同テレビ局プロヂューサー
700%も!?
年収が前年と比べて7倍も上がれば、国税も目をつけるのでしょう。
目をつけられている芸能人は、他にもいるそうです。
「古市憲寿さんだといわれています。コメンテーターとしての出演のほか、講演なども数多くこなしている。収入はここ1年でおよそ5倍程度になっていて、こちらも注目度が高いようですね」―同テレビ局プロヂューサー
年収額から見れば、千鳥や古市憲寿を超える高額所得者は芸能界にゴロゴロいます。
だが、国税当局は、年収額ではなく、年収の上昇率で目をつける相手を選ぶそうです。
確定申告シーズンが終了し、納税者たちの次の関心事は税務調査です。
正しく申告しているはずなのに、目をつけられているとなれば緊張が解けないかもしれません。
いずれにせよ、収入が上がってことは、それだけ売れたという証なんでしょう!