数ある女性のファッションアイテムの中でもロングスカートはかなり多くの魅力を秘めています。まず、ロングスカートは基本的にオールシーズン、いつ履いても大丈夫です。肌をそれほど露出させないので上品なイメージですが、堅い印象を与えることもなく、きちんと女性らしさを演出することも可能です。体型にコンプレックスのある人でも、足をふんわりと隠しますので、それほど気になりません。カバーできる年齢層も幅広く、ロングスカートを上手にコーディネートできるようになれば、下半身のファッションに迷うケースも少なくなることでしょう。さすがに夏場は暑さが気になるところですが、とくに冬のロングスカートはコーディネートの組み合わせもたくさん存在し、ファッションを楽しむことができます。
写真:auctions. yahoo. co. jp
冬のロングスカートでまずおすすめなのがフレアタイプのものです。あたたかい季節では、行事やイベントも弾けるようなものが多いですが、冬場のものはクリスマスや雪まつりなど、優しくてロマンチックなイメージのものが多くなります。フレアタイプのふんわり感はまさに冬に合ったロングスカートといえるでしょう。ブーツにも合わせやすく、見た目の印象が強いので色にそれほどこだわる必要もありません。ベーシックカラーのものでも十分に、大人っぽくてかわいい女性のイメージを与えることが可能です。
写真:pinterest. jp
ファッションに自分自身のキャラクターや個性を織り交ぜたいと考える人は、ガーリースタイルのロングスカートがおすすめです。ガーリースタイルは見た目そのままの印象というよりも、雰囲気的な可愛さやお洒落を演出してくれます。ニット系のものと相性が良く、組み合わせに成功すればまるで美大生のようなファッションセンスに優れた女性を演出できます。
写真:matome. naver. jp
カジュアルスタイルを目指すのであれば、あえてシンプルな単色のロングスカートを選ぶという方法もあります。冬に雪が積もると空気が凛と引き締まります。そこにしんしんと柔らかな雪が降り積もっていきます。そのようなシーンに、奇抜で派手なファッションはあまり似合いません。抑えめなカラーの単色のロングスカートと、デニムなどのシンプルな上着を羽織り、マフラーだけ少し明るい色を選べば、幻想的な銀世界によく似合うコーディネートが仕上がります。空気の読める大人な女性を演じたければ、あえてシンプルさを追求してみるのもおすすめです。
写真:palett. jp
プリーツのロングスカートは若い子を中心におすすめです。男性好みの可愛い女性の印象を与えることができます。イメージはエンジェルといったところでしょうか。カップルでのデートなどにプリーツを採用すれば、ふたりの愛の形をハートで表すのによく適した空気感を演出することができます。プリーツの場合はあまりブーツなどは似合いません。むしろ動きやすいスニーカーなどでもよく似合うので、遠出のドライブなどにはおすすめです。
写真:cubki. jp
ワインレッドのような赤色を好む女性には、デニムのロングスカートがおすすめです。濃い青色と抑えめな赤色の組み合わせは雪の白が栄える冬にぴったりです。ニットの帽子とセカンドバッグできれいにまとまった印象に仕上がります。ポイントはアイテムの色の数は少なめにすることです。デニムの面積が広いので細かな色を散りばめてしまうと、ごちゃごちゃとした印象になってしまいます。
写真:arine. jp
様々な素材や形状の存在するロングスカートは、コーディネートを考えるだけでもファッション好きにはワクワクが止まりません。太ったり痩せたりと体型が変化しやすい人でも、ウエストの調節ゴムや紐でできるものであれば履けなくなるということは滅多にありません。大変メリットの多いファッションアイテムといえるでしょう。