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男性にも女性にも髪型の流行はありますが、メンズヘアーの中で近年流行しているのがツーブロックになります。芸能人でもこの髪形にしている人は多く、街を歩いている男性でもよく見かけるヘアスタイルです。
ツーブロックは1990年代前半にも流行りましたが、当時のものとは少し異なり、完全に2段にするのではなくイメージの良い刈り方として、耳の上周辺を大きく刈り上げる以外はそれほど刈り上げないのが特徴です。もちろん例外はありますが、一番目立つのは耳周辺になるでしょう。
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◼︎どのように刈上げをしていくか
メンズヘアーのツーブロックでは、まず耳の所にバリカンを入れるようにします。剃刀を代用することもありますが、剃刀の場合だと米軍ではやっているアーミーヘアーのようになってしまうため、完全に地肌を露出するぐらい短くしたくない人はバリカンで行った方がよいです。
耳の上は長さによっても異なりますが、3センチから4センチぐらいバリカンで刈り上げます。ただし、いきなりすべて同じ長さにしてしまうと、上からかぶせる髪の毛が少なくなってしまうため、まずは少しずつ高さを上げていくようにします。高さが高くなるほど、少し長めの設定にしておくべきです。
どれぐらいの長さにしておくかが問題になりますが、短い人であれば0.
3ミリぐらいの長さに設定しておけばよいでしょう。
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一方で、あまり地肌が見え過ぎていやな人にとっては0.3mは短すぎますので、3ミリぐらいに設定しておいた方がよいでしょう。高さはそれぐらいだとしても、奥行きはどこまで刈るかといえば耳の後ろ1センチぐらいで止めておいた方が無難でしょう。うしろのほうまで短くし過ぎると、後ろから見た時にアンバランスな髪形に仕上がってしまう可能性があるためです。
いずれの場合も、鏡を見ながら少しずつ調整していくことが大事になります。思いきりはある程度慣れてからでよいので、最初のうちは1センチずつ刈り上げるようなかたちで行っていくのが理想でしょう。
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◼︎かみそりは耳の周りなどに入れていく
カミソリを使う場合には、耳の回りに入れていくとより効果的と言えるでしょう。耳の回りには当然髪の毛が生えていますが、メンズヘアーのツーブロックにする場合一番短くなるのが耳の周辺になります。うまく鏡を見ながら、剃刀の入れ方がずれたりそり過ぎたりしないように丁寧に仕上げていきましょう。
後ろ髪はバリカンを入れなくてもよいですが、気になる人は第3者に髪を切ってもらう方法もあります。後ろ髪はバリカンを使うほど短くしなくてもよいですが、それなりに短くしあることが大事になるでしょう。横と後ろであまり長さに違いが出てしまうと、アンバランスになってしまいかっこいい髪型とはいえません。
ツーブロックにするメリットは、横に髪の毛が広がりやすい人はある程度伸びたとしても広がりにくくなりうまくまとまります。特に軽い癖毛の人は髪の毛を切ってから1か月もすると横に広がってきますが、ツーブロックにすれば1カ月以上経過したとしてもうまくまとめることができ、むさくるしい見た目にはならない傾向があります。
人によっては、ツーブロックにした場合、伸びると変な髪型になってしまうと考える人もいますが、そのような場合にはもう少し短い間隔で髪の毛を切りに行くと解決できます。1か月に一度が3週間に一度ぐらい手入れをすれば問題ありません。
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◼︎まとめ
メンズヘアーの代表的なものにツーブロックがありますが、1990年代前半にはやったものとは少し異なりファッション性が強くなったものです。そのため、昔のように横から後ろにかけて同じ長さにそろえるのではなく、後ろ側と横の長さが均等になっていないのがポイントと言えるでしょう。
剃刀を使う場合は、横全体に使ってしまうと地肌が見えてしまいアーミーヘアーになりますので、基本的にはバリカンを使えば十分です。長さは0.
3ミリから3ミリぐらいに調整すると客観的に見てもバランスの良い形に仕上がるでしょう。