日本では、数年前からロハスという言葉がよく使われるようになりました。テレビや雑誌など様々なメディアでも頻繁に取り上げられています。
ロハスの意味は、健康で自然な環境が持続できる暮らし方です。アメリカで発売された本の中で紹介されたことで、世界中に広まりました。
ロハスは、人によって捉え方は違います。ただ、健康的な生活と地球環境を大切にした暮らしを優先している人が多いです。
人間の暮らしは、食べて、寝て、考えることの繰り返しです。ロハスを考える場合、まずは自分にとって健康で快適な暮らしを考えることから始めます。
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日々の暮らしが健康的であるのはもちろん、自分たちが住んでいる自然環境が健康であることも重要です。
ロハスな人々は、暮らしを犠牲にすることなく、自然環境に貢献している人が多いです。
無理をせずに、自分が気軽にできる自然環境への貢献から始めてみることが大事です。
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ロハスは、テレビや雑誌などでも取り上げられていますが、情報に惑わされず、自分自身の感覚で健康的な暮らしを実践することが大事です。
伝統的なものと最先端のものには、それぞれ良いところがあります。ロハスな人々は、生活に必要な良いものをバランス良く選び取っています。
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日本は、社会的なつながりを失った人が増えています。しかし、社会も環境もつながっているので、良いつながりを大事にして自分らしく自由に生きることが大切なのです。
ロハスな人々は、消費活動や都会での生活を否定することはありません。便利なものは活用しつつ、人と環境に優しい経済システムを作ろうと努力しています。
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アメリカでは、ロハスビジネスが急速に拡大しています。自然エネルギーをはじめ、オーガニック製品、SRI、エコツーリズムなどが有名です。その市場規模は約38兆円近くと非常に大きく、ベンチャー企業が集まるイベントには、世界中から多くの参加者が訪れます。
地球環境と、企業で働く社員の労働条件に気を配り、地域社会にも貢献しつつ利益を上げるCSRをビジネスに取り入れる企業も増えています。
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ロハスビジネスが広がることで、ビジネスの教育現場や起業を目指す学生の意識も変わってきています。世界各国の有名なビジネススクールでは、ロハスビジネスを学ぶ学生が増えています。
アメリカでは、ヨガをして体と精神を鍛え、体に良いものを選んで食べたり着たりする人が増えています。体の内側から美しくなるのは、東洋思想に合っています。そのため、日本人も親しみやすいのです。