お笑い芸人の劇団ひとりさん(44)が、以前放送されたテレビ朝日系情報バラエティー「中居正広のニュースな会」に出演。台湾で行われている新型コロナウイルス感染防止対策について言及しました。
番組では、インドで活動する日本人医師と中継を結び、感染力が強いとされる「二重変異株」が広がっているインドの感染状況をを報道。その中で、現在人口2357万人にも関わらず、新規感染者数の平均が3.03人の台湾での徹底した感染防止対策を取り上げました。
台湾では、国外からの入国者に対して徹底した隔離を行っており、濃厚接触者や台湾に戻ってきた人など隔離対象者には台湾産のSIMカードが挿入された携帯電話を配布しているとのこと。
さらに台湾当局ではその電波状況をチェックしており、対象者が隔離場所から出た場合は、日本円で最大約400万円の罰金が科されるそうです。他にも接触者や行動履歴を隠匿などした場合は日本円で約100万~500万円の罰金が科せられると規定されているんだとか。
しかし、この規定のおかげで感染者が抑え込まれていることから、飲食店が休業したり時短要請を受けることもないといいます。
これにひとりさんは「もうちょっとでなくなっちゃいますね」と驚き、「たらればになっちゃいますけど、全く同じ対応を各国でやってたら台湾と同じように防げたかというと、僕はそれは疑問に思う。いろんな要素が絡んでいるから、同じことやってもうまくいくとは限らないと思う」と自身の見解を示しました。