賃貸住宅を借りる時や中古住宅を購入する時には、お気に入りの物件を手に入れることができれば、そこに住む人にとっては大満足な結果と言えます。ところが、世の中には事故物件と呼ばれるものが存在します。事故物件とは、その家に車が飛び込み、交通事故があった物件のことではなく、その建物で誰かが自ら命を絶ったり、火事などで死者が出た物件のことを意味しています。少なくとも日本では、事故物件を積極的に選ぼうとする人は少ないでしょう。
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多くの人が、事故物件を避けようと思っている理由のほとんどは、不気味な感じがするからです。例えば夜寝ている間に人の声が聞こえたり、ものが落ちたりと不吉なことが起こる可能性もあります。特に霊感が強ければ何かを感じることがありますが、霊感が強くなくても、不安になり夜眠れなくなったりすることも考えられるでしょう。そのように考えると、わざわざお金を払って事故物件を選ぶ理由はなくなるはずです。
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通常、事故物件は安い金額が設定されています。同じような住宅の家賃が10万円にもかかわらず、わずか一つだけ5万円のものがあったとすれば、それは事故物件の可能性が高いです。実は値段を見なくても、事故物件を見つけることができます。基本的に、事故があった時は、次の人が住むため部屋をきれいにしますが、不動産会社は次に住む人のためにその物件はいわくつきであることを説明しなければなりません。そのため、わざわざ自分で調べなくても自分が借りようとしている物件が事故物件であることに気がつくでしょう。point 312 | 1
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ところが、人が一度住んでしまうと、不動産会社のお客さんに対する報告義務がなくなってしまいます。つまり、誰か済んでしまえばあとは事故物件であっても気がつかない可能性が高いわけです。このような場合は、うっかり借りてしまう可能性もありますが、やはり値段が安くなっていますので、値段を見て少し怪しいと思えば借りない方がよいでしょう。
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また、不動産会社は報告義務がないだけで、「この物件は安いですが何か理由があるのですか」と聞いたら教えてくれる可能性が高いです。このように、何か怪しいと思えば不動産会社に聞いてみる方法もあります。
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それ以外でも、インターネットで調べると事故物件があったところを見つけることができるでしょう。事故物件を専門的に使っている情報サイトがあります。そのサイトで確認すると、およそその建物で何があったからわかるでしょう。