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「末期がん」闘病する妻をぎゅっと抱きしめてくれる余命宣告された夫


病魔と闘い、辛い日々を送ってきた夫婦はいつも一緒痛みを分かち合い、痛みを勝ち抜いてきました。

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イギリス日刊デイリーメールは、一緒にがん闘病生活をして、この世を去ったハワード・ボロウィック(Howard Borowick)とローレル(Laurel)夫婦の写真を公開しました。

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写真の中のカップルは、お互いをぎゅっと抱きしめた姿であり、妻のローレルは夫の胸に顔を埋めて、流れる涙を隠そうとしていました。

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夫のハワードは、そのような妻を抱きしめる頼もしい姿を見せました。彼自身も余命宣告を受けたが、妻が少しでも楽でいられるよう、自分の病気をこれまで隠してきました。

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報道によると、34年間、幸せな結婚生活を続けてきたハワードとローレル夫婦は、残念ながら、同時に末期がんを診断されました。

ハワードは膵臓癌の末期を診断され、医師には6ヶ月の余命宣告を受けました。一方、ローレルは同時期に乳がんが再発して闘病生活を続けてきました。

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ローレルは化学療法のせいで髪が抜けていく自分の姿を見て全てを諦めたかったが、傍で守ってくれたハワードのおかげで痛みを乗り越えることができました。

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夫婦は、相手の痛みを理解し共感しながら、お互いを慰めてあげました。「一緒に天国へ行くことができて嬉しい」と話し、悲劇を愛で克服しました。

ニューヨークで写真家として活動している娘のナンシー(Nancy)は両親の姿をカメラに収めて、美しい思い出に残しました。

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ナンシーは、「ママとパパは厳しい闘病生活を続けながら、お互いを慰める胸暖かい姿を見せてくれた」、「がん闘病をしながら、希望を失った人々のために写真を公開することにした」と本音を伝えてくれました。

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長い闘病生活を続けていたハワードは、残念ながら膵臓癌の末期診断から1年後に天国へ逝きました。ローレルはその1年後、夫を追って天国へ逝ったと伝えられました。

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