歌舞伎俳優の市川猿之助と両親が5月18日、東京都目黒区の自宅で倒れているのが見つかり、その後両親が死亡した事件について警視庁捜査一課は19日、司法解剖の結果2人の死因は、いずれも向精神薬中毒とみられると発表していました。さらなる調査によって、どういった経緯でそうなったのか最新情報が更新され世間をざわつかせています。
警察の聴取に対し、「死んで生まれ変わろうと家族で話し、両親が睡眠薬を飲んだ」と語っている猿之助だが、捜査関係者は「刑法第202条の自殺幇助罪は免れない」とみています。複数の捜査関係者の話をもとに、事件前後の猿之助の行動をたどると 5月17日夜8時、リビングに集まった親子3人は猿之助が振る舞った蕎麦を黙々と口に運び、その後の“家族会議”で決まったのは、この食事が最後の晩餐になるということでした。そこでは猿之助が両親に「週刊誌にあることないこと書かれ、もう駄目だ。すべてが虚しくなった。全員で死のう。生きる意味がない。寝ている間に死ぬのが一番楽だろう」と提案したそうです。
翌18日には猿之助が共演する役者やスタッフたちにセク⚫️ラ、パワ⚫️ラを日常的に行っていることを告発する内容が週刊誌に発売されました。家には、猿之助が病院で処方してもらった睡眠導入剤がたまっていたことから、猿之助は自室にある薬箱から大量にそれを持ち出し、深夜0時ごろに両親はそれぞれ10錠ほどを口に含むと、間もなく意識を失ったそうです。猿之助は部屋にあったビニール袋を手に取り、その顔に被せていき、そして、47年間の歳月をともに過ごした両親に、それぞれ別れを告げたと言います。
両親が動かなくなった後、猿之助さんはビニール袋を取り外し、最後を見届けたと言います。その後、猿之助は仰向けに横たわっている両親の身体に一枚の掛け布団を被せ、傍らに猿の模様が描かれた枕を置き、猿之助は睡眠導入剤を口に含み、自室のクローゼットに籠もったそうです。そして首吊りを図ったが、駆け付けたマネージャーに発見され、一命を取りとめたそうです。
猿之助は事件直後、病院での聴取に対し「ビニール袋を自分で被るのは無理だと思った。今回は薬が切れてしまい、できなかった」と語っています。
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