歌手であり、タレントであり、名司会者でもあるやしきたかじんさん。たかじんさんは特に関西方面で圧倒的な人気を誇り、冠番組も複数ありました。そんな人気者のたかじんさんがお亡くなりになったのは、2014年1月のことです。芸能界の人脈も多く、大勢の人が悲しむことになりました。たかじんさんの死因は食道がんであり、妻のさくらさんの看病を受けつつ闘病生活を送っていた矢先の話でした。
ところが、たかじんさんの妻であるさくらさんについて、何やら不穏な噂が流れ始めたのです。
妻・さくらさんの純愛と不穏な噂
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やしきたかじんさんは妻、さくらさんと出会う前にふたりの女性と離婚歴があります。
最初の結婚相手との間には一女をもうけましたが、1988年に奥さんが急性くも膜下出血で死亡。
その後は1993年に15歳年下の女性と結婚するものの、破局。最後の妻となったさくらさんとは、三度目の結婚となりました。
実はたかじんさんは2012年にすでに食道がんを患っており、さくらさんと結婚したのはがんを患ったあとのことなのです。
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妻であるさくらさんは、夫を懸命に看病したとされ、その様子はたかじんさんの死後に作家の百田直樹さんにより「殉愛」という本として出版されました。
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この「殉愛」に描かれたさくらさんはひたすら夫のために尽くす妻として描かれ、マスコミも再現番組を作成するなど大ヒットの作品となりました。
しかしさくらさんが番組に出演して以来、ネットではさくらさんの不穏な噂が流れ始めました。まず、さくらさんは初婚として紹介されていたのですが、実は一度イタリア人の男性と結婚していたという情報がネットに流れたのです。
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ネットでこの問題に関心をもった人たちは一斉に情報を探し始めました。もちろん「殉愛」の作者である百田尚樹さんもワイドショーなどに呼び出されることとなり、さくらさんに離婚歴があることを知っていたと発言しています。
しかしさくらさんの離婚について書かなかったのは、
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作品に関係ないことだからとのことでした。
妻・さくらさんの本性が暴かれた?
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「殉愛」を読んだたかじんさんの生前の親友である桂ざこばさんは、「あの中で描かれているたかじんは、俺の知っているやつではない」と断言しています。
しかもイタリア人の夫によると、「父親の看病のため母国の日本に帰らねばならない」というのが離婚の理由ということが判明しました。この離婚時期は、たかじんさんの闘病開始時期と奇妙に一致しています。
さくらさん本人ではないかと思われるブログも発見されましたが、噂に上がると同時に削除されてしまいそのタイミングの良さから間違いないであろうと言われました。
実はたかじんさんの遺産は、寄付以外のすべての遺産が妻さくらさんに入ることになっていたのです。「明らかな遺産目当て」「だました」などの意見がたちまちネット上を駆け巡りました。しかも、さくらさんだけが遺産を相続するのはおかしいと、たかじんさんの長女が裁判を起こしたのです。確かに遺書には妻に遺産を相続させると記入されていますが、たかじんさんの病状が悪い時期に書かれたものであり、意識が不明瞭だったのではないかという疑いも出てきました。
「殉愛」で書かれている内容についても、訴訟が起こされました。
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二人目の妻のことを非常に性格が悪く、人間的に問題があるかのように描かれていることがきっかけでした。これを不服とした元マネージャーである女性が反論した際に、さくらさんはこの反論が名誉棄損であるとして訴えたのです。
まとめ
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「殉愛」を書いた作家の百田尚樹さんはその後裁判により敗訴し、再審を求めたものの再び敗訴しています。さくらさんについても、裁判の結果が出ています。さくらさん側の主張する名誉棄損はほとんど認められず、最終的には元マネージャー側が支払うべき賠償金は大幅に減額されました。賠償金の減額が法的に認められるということ自体が日本の司法制度においては異例であるため、実質元マネージャー側の勝利であるとも言われています。
しかし本当にたかじんさんとその妻であるさくらさんが愛し合っていたのかについては、
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永久に謎のままとなっています。