タレントのラサール石井さんが5月27日、自身のツイッターを更新。
この日、ラサール石井さんは現在導入議論が進んでいる9月入学に関して持論を述べていたのですが、その内容の中で「コロナ世代」と投稿したことを受け、ネット上では「悪語を使うな」「差別的な呼称の名づけ親になった」などと批判的な声が殺到しているようです。
話題の投稿があったのは今月27日。
ラサール石井さんは、かねてより新型コロナウィルスによる休校が長期化したことを受けて急浮上していた9月入学の導入に、反対の姿勢を示している元文部科学省事務次官の前川喜平氏のツイートを引用した形で、
1学年が17ヶ月分の生まれ月の子供たちで構成される。現場の混乱は相当なものがある。ベビーブームの世代みたいに将来就職難もありそう。なによりコロナ世代と呼ばれそれがトラウマにならなければよいが。 https://t.co/y0oPliXf5m
ADVERTISEMENT — ラサール石井 (@lasar141) May 26, 2020
「1学年が17ヶ月分の生まれ月の子供たちで構成される。現場の混乱は相当なものがある」と同調。
9月入学の導入方法については、いくつかの案が出ているのですがもっとも有力とされているのは、
ラサール石井さんがツイートでも書いた通り、これまでの1学年を構成する12ヶ月に、新たに4月2日から9月1日生まれの5ヶ月の子供を加えるもの。
翌年以降は、9月2日から9月1日までに生まれた子供が1学年となるため、秋入学が導入された最初の学年は子供の絶対数が増えるため、受験や就職などの競争が激化する懸念もあります。
ラサール石井さんもそうした予測を踏まえて、
「ベビーブームの世代みたいに将来就職難もありそう。なによりコロナ世代と呼ばれそれがトラウマにならなければよいが」と続けたのでした。
このツイートは賛否両論の声が寄せられていたのですが、ラサール石井さんが言及した「コロナ世代」という言葉に引っかかったネットユーザーが多かったようで、批判の声が殺到…!!
「普段マスコミ批判してる人が『コロナ世代』なんて悪語を使ってどうすんの」
「差別的な呼称の名付け親になっちゃったな」
「現場にいないんだから余計な心配しなくていいよ」と批判的な声が殺到してしまったのです。
エリートでもあるラサール石井さんですから、学校教育に関しては一家言ある姿を示したかったのかもしれませんが、かえって「コロナ世代」のフレーズは批判を招くような発言になってしまい、炎上騒動は止まらないようです。
新型コロナウイルスの感染拡大に伴う休校で、子供たちの学びの場が一変したことが9月入学の検討開始のきっかけとなりましたが、政府では今もなお9月入学の議論を続けている様子です。
9月入学がどうなるのか、早く結論を出してほしいですね…。