2020年8月16日に放送された『ワイドナショー』(フジテレビ系)に武田鉄矢さんが出演。番組では、『週刊少年ジャンプ』で連載されていた漫画『アクタージュ』作者が逮捕された件についての話題を取り上げていました。そんななか、武田さんの発言に「性犯罪を擁護してる」などの声があがっています!!
同番組は最近、相次ぐ女性蔑視発言で炎上しているなか、今回もまた視聴者からの批判を買ってしまったようです….。
この日、漫画『アクタージュ』作者・松木達哉容疑者が、路上で女子中学生の胸を揉む卑劣な性犯罪で逮捕されたことをクローズアップ。
社会学者の古市憲寿氏は「痴漢の動機は性欲よりも、女性へのコンプレックスや征服欲」と持論を展開。スタジオ一同も性犯罪について述べていました。
すると、ここで武田鉄矢さんが「コレコレ、問題にしたいのは」と話し始め、「女性は複雑な読みにくい電波を発する」と発言。
続けて、「だって、女の人って『大っ嫌い!』って言いながら『大好き』って言える生物ですから」と説明しました。
武田さんは、痴漢に及ぶのはコンプレックスや経験の浅さにより、女性心理を読み取れない者が犯してしまうと分析。
しかし一方で、番組アシスタントの山崎夕貴アナは不快感な様子で「全然分かんないです」険しい顔をにじませました。
視聴者も山崎アナに共感したようで、武田さんの「俺は女を知り尽くしている」ともとれるような発言は的外れだったようです…。
武田さんといえば、『3年B組金八先生』(TBS系)の印象が強いですが、武田本人は根っからの前時代的思想だそう。
武田さんが半生を振り返った著書『母に捧げるラストバラード』では、「次に戦争をするときは十分な弾薬で戦えるように〝鉄矢〟と名付けられた」「小さいころから〝自民党と巨人軍を批判する者だけは信用してはならない〟と教え込まれた」など、保守色の強い家庭で育ったことが明かされています!
また同番組はレギュラーコメンテーターの松本人志さんをはじめ、定番のごとく女性蔑視を繰り返し炎上しています。
元自民党・田畑毅衆議院議員による、準強制性交容疑について扱った放送では、他国の「明確な同意なしに性行為に及んだ場合はレイプになる」という法律を紹介すると、「それはどうかなと思う」とし、性交前に同意を確認するのは引くなどと発言。
今回の放送をうけ、武田さんの発言に対しネット上には以下のような批判があがっています!!
《嫌よ嫌よも好きなうち みたいな古クサい思考回路はやめてくれないかな》
《『嫌い』っていうセリフはホントに嫌いだよ》
《勝手な理論で女性を語られても不愉快。それこそセクハラ》
《こういう老害には、女性の嫌・ダメがただの言葉の通りに届かないんだろうな》
《武田鉄矢の発言ちょっとヤバくね? 性犯罪を擁護してる発言になっちゃうよね》
《セクハラされた側は、一生心の傷を背負わなきゃいけないのに、武田鉄矢は大嫌いが大好きになるとか言ってる…》