最近、個人で売買できるようなクラシファイドのアプリやウェブサイトの需要が増えていますが、海外では売買のほかに部屋の貸し借りやルームメイトの募集告知なども頻繁に行われていますが…。
このほどイギリスに住む女性が クラシファイドのウェブサイトで部屋を探していたところ、家主から卑劣な家賃値下げ交渉を受けて憤慨したという。『The Sun』『Daily Star』などが伝えました。
英ケント州カンタベリー出身のジョージア・リネハンさん(Georgia Linehan、22)が 2月17日、Twitterに投稿した内容が人々の関心を集めています。
ジョージアさんはクラシファイドのウェブサイト「ガムツリー(Gumtree)」を通じて賃貸できる部屋を探していたが、目処をつけていた部屋の家主とテキストメッセージでやりとりをした際、あまりにも卑劣な対応をされたという。point 260 | 1
望むなら家賃を値下げできる方法が⁉
幼い子供を持つジョージアさんは、2LDKの部屋を探していました。そして 条件に合いそうな部屋の広告を ガムツリーで見つけ、家主にテキストメッセージで連絡を取ったのですが、次のようなやり取りがありました。
ジョージアさん「それで家賃はおいくらですか?」
家主「月に695ポンド(約10万円)です。」
ジョージアさん「まあ、素敵! それで場所はどこですか?」
家主「レジェント通りです。」
ジョージアさん「気に入ったわ! 前向きに検討して数日後に折り返し連絡します。」
家主「あと、もしあなたが望むなら家賃を値下げできる方法があります。」
ジョージアさん「どんな方法なの?」
家主「私はモデル会社のオーナーもしていますが、うちのアパートの住人の何人かがここで、おっぱいに関する仕事をしています。あなたもトップレスの写真を2枚送ってくれれば、200ポンド(約2万9千円)値下げしますよ。」point 347 | 1
投稿には3万5千件以上もの「いいね」が…議員からのコメントも…
ジョージアさんは、家主が持ちかけた値下げ交渉に驚きとともに怒りを感じたようです。この交渉に対して ジョージアさんははっきりと断り、そして他の女性へ警告するために卑劣な提案を持ちかけた家主とのやり取りを スクリーンショットにしてTwitterに投稿、「ガムツリーで家を探すのはこれで最後です」とコメントしたうえで次のように付け加えました。
「これは一部の人がどれだけインターネット上で危険な目に晒されているかを示していると言えます。特に若くて弱い立場にある女性が、性的搾取を受けずに安全に住む場所を見つけるのがいかに難しいかを物語っていると言えます。女性は気をつけてくださいね。」
ジョージアさんの投稿には3万5千件以上もの「いいね」が集まり、自由民主党議員のウェラ・ホブハウス氏(Wera Hobhouse)からも「1年以上も議会でこのような問題に取り組んでおり、これを終わりにさせなければならない」といったコメントが寄せられました。
また この件に関して ガムツリーの広報担当は…
「ガムツリーのプラットフォームをできる限り安全に保つことに尽力していますが、この件に関してはポリシー違反となります。当社の専任の安全チームが調査して、この家主の広告を削除したり、問題あるユーザーを当サイトからブロックするなどの措置をとれるように、こういった件は報告するようにユーザーに強く勧めています」 と話しています。point 236 | 1