13日、新型コロナウイルスの変異株「ラムダ株」の国内初感染者は五輪関係者だったことが政府関係者への取材で明らかになりました。
ペルーなど中南米を中心に感染が拡大し、致死率が高いと言われているラムダ株。
政府関係者によると、女性は30代でペルーに滞在歴があり、7月20日に羽田空港に到着。検査でコロナ陽性となるも、無症状だったことからホテルなどの療養施設に移送されたようです。
しかし、実際にラムダ株確認が報じられたのは五輪終盤の8月6日。2週間もの間、ラムダ株の上陸を”隠蔽”していたのです。
また、12日のBS―TBS「報道1930」に自民党外交部会長を務める佐藤正久参院議員(60)が出演した際、一部報道されるまで明らかにならなかった件について「早く発表すべきだったが、政府の中でも情報が共有されていなかった。(8月6日に厚労省が明らかにしたのは)報道機関から問い合わせがあったから答えた」と釈明しました。
これにはネット上で「これを今日まで隠していた政府の罪はあまりに重い。都知事も知っていたのか?許されない。全員責任取れ。」「五輪関係者が致死率9%のラムダ株持ち込んでたのに 関係無いと断言するのは無責任すぎる。」「責任の所在を明確にして欲しい」「五輪後まで隠蔽されていたラムダ株はやはり五輪関係者だった」「なにが安心安全なオリンピックだよ」など、非難の声が相次いであがっていました。