日本を代表する観光地として名高いのは京都です。日本で一番と言っても過言ではありません。京都には、中学や高校の修学旅行だけでなく、家族連れやカップルなども多く訪れます。さらに、日本人だけではなく海外からの観光客も多く訪れるのです。そんな、世界的にも有名な観光地である京都ですがあるウワサが囁かれています。
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それは、裏社会があるのではないかということです。なぜ、このようなウワサが流れるようになってしまったのか、それはある事件が起こったことだと考えられます。2013年12月19日の暮れに、餃子の王将の社長が何者かに射殺されるという痛ましい事件が起こりました。その犯人はいまだに見つかっていません。そんな事件ですがあるウワサが浮上しています。それは、この射殺された社長が裏社会の関係者ではないかと言われているのです。
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まず、餃子の王将が全国に店舗を展開するときに、某部落解放同盟委員長を味方に付け資金を引っ張ってきました。このときの資金の金額はなんと数百億円とも言われています。京都においてこの某部落解放同盟委員長の影響力は絶大だったようで、彼の一声で大きくお金が動くことはザラで、書類など審査も簡単に通りました。それだけ凄い人だったのです。その人を味方に付けた餃子の王将は、資金を手に入れることができ、全国展開を実施しました。その中で餃子の王将の社長やその取り巻きは、彼だけでなく他の裏社会の人々との交流も頻繁に行っていたそうです。そのため、色々なイザコザがあり事件に巻き込まれ射殺されてしまったのではというウワサがあるのです。特に、その信ぴょう性が増したのは次のような事があったからです。
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それは餃子の王将の社長が殺害された2年後の2015年に、その現場に残されていた煙草の吸殻を鑑定したところ暴力団組員のDNAが検出されたのです。これは、世間に衝撃を与えました。ですが、現場と言っても殺害された所よりかなり距離があるところです。そこから、銃を使って殺そうとするとかなりの熟練した技術が要ります。さらに、その暴力団員はアリバイがあったため結果的に無実となっています。今の所、真実は誰にもわかっていません。ですが、何らかの裏社会の人たちが関わっている可能性が極めて高いと言えます。そして、裏社会の代表的なものとして暴力団という団体が真っ先にあがります。その暴力団が京都府に存在しているのです。
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京都府の京都市下京区に本部を置く指定暴力団が存在しています。それは会津小鉄会と呼ばれているものです。これは、1868年に設立されたもので150年近い歴史をほこる指定暴力団です。また、組員数は110名とかなり多い人数です。さらに、いろは会や4代目宮川会といった傘下の団体もあるため本当に大きな組織なのです。そして、近年ではその会津小鉄会でトラブルが起こりました。それは、2017年の初めに会津小鉄会でクーデターが起こったのです。その内容は、京都にある本部を山口組といわれている暴力団の人が占拠しているというものです。これは、衝撃的なニュースでした。この騒動の根底にあるのは派閥争いです。会津小鉄会の跡取りを誰にするかということで揉めてしまったのです。そのため本部周辺は一触即発の状態になりました。何らかの事態に備えて京都府警の機動隊が200人以上出動し本部を取り囲んだのです。結果的にこの騒動に関しては一人の死亡者も出さずに、いったん鎮静化しました。しかし、この裏社会特有の異様さをまざまざと見せつけることとなりました。
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このように観光地として名前が知られている京都という華やかな地域の裏側は、裏社会と呼ばれるものが存在しているのです。