11日放送のTBS系「名医のTHE太鼓判! 秋の芸能人余命宣言3時間SP」に俳優・草刈正雄さん(67)の長女でタレントの紅蘭さん(くらん、30)が出演。紅蘭さんはこの日、番組内で「14年前から自力で便を出したことがない」と衝撃の告白をし、スタジオの出演らを驚かせました。
紅蘭さんは幼少期から自分の家でないと排便ができなかったと話し、ロサンゼルスにダンス留学した時は「2、3カ月、全く出なくて」と明かしました。帰国後、病院に行き、「20~30種類の薬」を処方されましたが、どれもスムーズな排便にはつながらなかったといい、16歳から自力での排便経験がないことを告白し、自宅で排便方向を紹介しました。point 221 | 1
腸内洗浄キッドを使用しての排便で、いわゆる“コーヒー浣腸”。その方法は専用のコーヒー1リットルをチューブの管で肛門入れて排せつ。排便は4、5回繰り返すといい、「(14年間)毎日やっている」と告白。
腸内環境の改善によいとされる“コーヒー浣腸”については欧米のセレブの間でも採用されたことが話題になったことはありますが、同番組内では、科学的な効果が実証されていないとし、腸内洗浄に頼ってしまうと、便が出ない体質になってしまうと指摘。紅蘭さんは薬などを使って腸内環境を整え、排便を促す方法を助言されていました。point 308 | 1
コーヒー浣腸で期待できる効果として、毒素が排出され代謝が高まるので、生活習慣病や便秘、肥満、肌荒れ、さらにはガン治療などにも効果があると言われているようです。実際この浣腸を試して、「便秘が改善された」「頭がスッキリした」「肌の調子がいい」という口コミなどがあります。しかし、どの効果も医学的に効果が実証されている訳ではなく、医学的根拠はないとされています。
専門医の指導がなく、自分自身で行う腸内洗浄はとても危険で、コーヒー液を入れすぎてしまうことにより腹膜炎になってしまう恐れや、直腸の粘膜を傷つけてしまう恐れ、誤って突き破ってしまう恐れなどがあるようです。メリットがある反面、こういった危険性があることも認識する必要があります。
さらに、紅蘭さんはスタジオで、現在行っている排便方法のコーヒー浣腸では、腸内環境がリセットされていないこと告げられてしまい、今後は薬を使いながら腸内環境を整えていくということになりました。
14年もの間、自力での排便がないとは驚きですが、今回の助言をもとに今後は体質改善を行っていってもらいたいものです。