11月27日放送の音楽特番「ベストアーティスト2019」（日本テレビ系）に歌手の倉木麻衣さんが出演。同特番にて倉木さんは、1993年にリリースされたZARDのヒット曲「負けないで」をカバーするも、その歌唱力をめぐって辛辣な声が寄せられてしまいました….
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「負けないで」をカバー
倉木さんはZARDのヒット曲「負けないで」を披露。しかし、冒頭からその声は震え、高音キーの際には辛そうに絞り出しているかのような苦しい印象。倉木さんは、か細く、囁くような歌声であったことから、やや違和感を感じてしまうカバーとなり、ZARDのボーカルである坂井泉水さんが持つ透明感や力強い躍動感とは対照的なものとなりました。
なぜ、坂井泉水さんの『負けないで』を選曲したのかは疑問ですが、倉木さん本人は「坂井泉水さんの『負けないで』という想いが届けば良いなという気持ちでリスペクトを込めました。自分自身にもプレッシャーに『負けないで』という気持ちで歌わせていただきました」とコメント。
視聴者から違和感の声
選曲については、雰囲気やリズム感よりも、その曲が持つメッセージ性を好んで選んだことを示唆しているようです。しかし、視聴者からは『倉木さんのささやくような歌い方だとしっくりこなくて、違和感しかなかった』『曲や声質が坂井泉水さんとは別物。すまんが歌わないでほしかった。歌が始まってすぐ番組を見るのをやめた』『歌わない方が良かった。声が辛そうで聞いていて不快』『心を込めて歌ってるんだろうけど、ちょっと残念ではありました』と厳しい意見が寄せられました。
持ち歌の方が良かった
今回の倉木さんには、そんな辛口評価にも逆に“負けないで”と言いたくなる状況…。また、過去にも何度か同曲をカバーしたことがあるようで、やはり高音のパートでは苦しそうに息が続いていないような印象がありました。倉木さんは敢えて尊敬するZARDの曲を選んだのかもしれませんが、『良い持ち歌があるんだからそっちを歌った方が国民は満足すると思うよ』との声もあがっています。
やはり、どのアーティストでもオリジナルの楽曲には多くのファンが存在しますから、そうしたファンたちを満足させられるようなクオリティのあるカバーでなければいけないでしょう。
まとめ
ヒット曲を多く抱える倉木さんだからこそ、ここは無難に自身のヒット曲を歌った方がファンは喜んだのではないでしょうか……。