女優の吉高由里子さん主演ドラマ「知らなくていいコト」（日本テレビ系）が、去る3月11日に最終回を迎えました。そんななか、2月26日放送分の第8話で、ゲスト出演した遠藤久美子さんの「存在感」に注目が集まっているようです！？
同回は吉高さん演じる週刊誌記者・真壁ケイトの出生の秘密をライバル誌にリークしたケイトの元婚約者・野中春樹（重岡大毅＝ジャニーズWEST）にケイトの元カレ・尾高由一郎（柄本佑）が激昂し、流血するほどのパンチを受けた野中が不敵の笑みを見せるシーンがあったり、ケイトの秘密を知り動揺する会社の同僚を、短い言葉で納得させ、ケイトが今まで通りに仕事ができるような対応へと導いた「週刊イースト」の編集長に扮する佐々木蔵之介さんの頼りがいある上司役を賛美する声が多くあがっていました。point 295 | 1
そんな中で、ゲスト出演した、タレントで女優の遠藤久美子さんの演技が注目されており、〈とても泣けた…〉と、いくつものドラマ感想サイトで話題にあがっているようです。
遠藤さんは与党議員の汚職の罪をすべてかぶる形で自死した秘書の残された妻という役どころ。ケイトが秘書は議員に『トカゲの尻尾切り』されたのではないかという疑惑を取材するのですが、初めは犯罪者の妻だと思い込み心を開かずにいたという、影のある難しい役でした。
ケイトが実は、秘書は命がけで家族を守ろうとしていたという事実をスクープする、という展開だったのですが、ネット上には遠藤さんの演技への反響が続々とあがっていました。
〈あの秘書官の奥さんはエンクミさんでしたかぁ！落ち着いたいい感じの女性になられましたね。素敵です〉〈久々に見たけどキレイだし、何よりもいい芝居をなさった！！〉〈理不尽な死を遂げた政界に身を置いていた男の妻らしい立ち位置や覚悟を決めた時の凛とした表情。その佇まいで彼女の歩んできた過去もなんとなく想像できちゃうよ〉などとまさに称賛の嵐！point 304 | 1
一方で、《自死した秘書の奥様が素敵でした》などと見られるように、ショートカットがトレードマークの元気でサバサバとした印象が人気で、当時はひっぱりだこだった10～20代の頃の遠藤さんを知らない世代もたくさんいた様子。
2016年には映画監督の横尾初喜氏と結婚している遠藤さん。同時に妊娠中であることを発表し、17年2月に第1子男児を出産しています。さらに2019年9月には第2子が誕生。
そんな遠藤さんも現在41歳となり、本格的な女優業に専念するため、12年から長澤まさみさんや上白石萌音＆萌歌さんらが所属する東宝芸能に所属しています。女優としての“エンクミ”の活躍は今後も注目されることでしょう！