おかしな太夫姿で絶叫するという芸風で一世を風靡した小梅太夫さんですが、結婚と離婚を経験していたことをご存知でしょうか。人気芸人の嫁というだけでも興味がありますが、なぜ離婚してしまったのかも気になります。
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小梅太夫さんは、1972年に東京都の元女優の子供として生まれました。1995年には母親の跡を継ぐように劇団に入団し、舞台俳優として活動していたようです。もともと女形をしていたこともあり、1997年にはその経験を活かしてお笑い界へと転身を果たしました。2005年になると、当時大人気だったネタ番組に出演し、奇抜な外見とハイトーンボイスでブレイクを勝ち取ります。当時はテレビで見ない日は無いほどの大人気となった小梅太夫は、勢いそのままに2007年になると元OLの女性と結婚します。ブレイクから既に2年以上経過していたので当時のような大人気ぶりではありませんでしたが、同年には男の子も生まれるなど夫婦仲は順調でした。point 375 | 1
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実はこの元OLの嫁、泉美木蘭さんという作家さんです。作家さんなので自分で生活するだけの経済力もあり、小梅太夫の人気が落ちても結婚できたのかもしれませんね。ただ、結婚からわずか2年後の2009年には離婚していたことが、元嫁の手記によって公表されています。離婚までのスピードもさることながら、息子の親権を小梅太夫さんの方が持っていることにも驚かされます。一般的に、小さな子供がいる場合に離婚すれば、親権は母親に渡されます。子どもにとって母親は必要不可欠な存在なのでそうなるケースが多いのですが、小梅太夫さんの場合は元嫁がその権利を手放したことになります。2歳というと可愛い盛りなのに、どうして親権を手放してしまったのでしょうか。point 385 | 1
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離婚した理由については双方がいろいろと言っていますが、結局は小梅太夫さんの仕事が減って関係がギクシャクしてしまったのが直接の原因のようです。小梅太夫さんは、メディアなどで冗談っぽく金の切れ目が縁の切れ目になったとか、アパート経営に手を出したから逃げちゃったなどと言っています。まるでお金が無くなったから捨てられたと元嫁を悪く言っていますが、元嫁は元嫁で離婚理由を暗に語っています。
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作家さんなので自身の小説をいくつか発表しているのですが、その中の一つに小梅太夫さんを連想させるタイトルのものがあります。その中に登場する男性は、生活そっちのけで風水や占いなどにのめり込み、仕事が無くなったら妻の働きに頼りきり、機嫌が悪くなればすぐ暴言を吐くどうしようもないダメ男として書かれていました。これが暗に小梅太夫さんのことを言っているのは周知の事実で、元嫁の言い分が正しければ小梅太夫さんもかなり最低な夫だったことになります。いずれにしても、元夫婦がお互いにけなし合っているのは気持ちの良いものではありませんし、子どもが大きくなってそのことを知ったら嫌な気分になるだろうな、と外野としても心配です。point 372 | 1
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離婚からしばらく経ち、現在では小梅太夫さんは積極的に婚活に励んでいるようです。当時幼かった息子さんも現在では多感な年ごろになっていますし、婚活も大事ですが息子の成長や気持ちを第一に考えてほしいところです。元嫁の泉美木蘭は現在も作家やライターとして活躍しており、浮いたウワサや再婚報道もなく仕事に邁進されています。小梅太夫さんとの結婚を経て、男はもうコリゴリと感じたのかもしれません。離婚の真相や気持ちは本人達にしか分かりませんが、せっかく縁があって結婚し、幼い子供もいるのなら歩み寄って頑張ってほしかったと感じる部分もあります。何にしても、小梅太夫さんももう一度芸人としてブレイクできると良いですね。point 379 | 1