3年以上も長引いている秋篠宮眞子さまの結婚問題が、新たな局面に入っています。お相手の小室圭さんは先月8日にA4用紙28枚にもわたる「文書」を公表しました。自己正当する文面が並べれており、世間から更なる反感を買うことになったのは最近のことです。「文書公表の4日後に慌てて母・佳代さんの元婚約者に解決金支払いを提案したが、あとの祭り。一連の不誠実な対応に国民の不満はピークに達しています」《宮内庁担当記者》
批判の矛先は、ついに眞子さまにも向けられることにまで至っています。先月28日に発売された「週刊文春」では「『甘いのよ!』小室圭さんを叱った眞子さま暴走愛全内幕」との大見出しがあげられていて、眞子さまの頑固な性格がこれまでの結婚問題に根源的な関与をしていたと報じました。さらに、6日発売の「女性セブン」には、小室家の400万円もの借金を、「肩代わりする」と眞子さまが言わんばかりの内容でも報じていました。
「これまで眞子さまはどちらかと言えば、“何も聞かされていなかった”被害者のように扱われてきましたが、実際は小室さんの後ろ盾になる形で宮内庁にも注文を付けていたことがわかった。批判のガス抜きのために妹・佳子さまが5月から一般財団法人『全日本ろうあ連盟』で非常勤嘱託職員として働かれるという報道もありましたが、これに対してもコロナ禍で苦しい生活を送る人が多いなか『気楽な立場だな』『むしろ今まで何やってたんだ?』とブーイングが上がっています。やることなすこと、全て裏目に出ています」と、佳子さまに対する批判に対しても報じています。
そして、姉妹のみならず父親の秋篠宮殿下に対する批判の声も上がり始めています。眞子さまと小室さんの婚約内定が初めて報じられたのは2017年5月16で、一報はNHKで報じられました。このことについて当時首相だった安倍晋三氏は「聞いていない」と周囲へ述べ、菅義偉官房長官は「大丈夫かな。フフフ…」と笑っていたそうです。政界関係者がいうには「皇室と官邸の関係はここ数年ギクシャクしている。菅さんはあるルートから眞子さまと小室さんの交際は把握済みで、小室さんの家柄について“よからぬウワサ”も耳にしていた」といい、現在その時の予感が的中してしまった状態だといえます。
NHKが報じるスクープにもウラがあるそうで、当時取材をしていた一般紙の皇室担当記者は、「NHKには秋篠宮殿下と電話で直接やりとりできるベテラン記者がいる。特ネタに局内は騒然。普通、このクラスのネタになると、担当記者だけでなく、複数の記者で本当に大丈夫か裏取りするものだが、それはなかった。業界では『秋篠宮殿下本人が流したのだろう』ともっぱらのウワサだ」と語りました。
もしも、本当に皇族がマスコミに直接情報を流したとすれば驚きですが、なぜそんなことをする必要があったのでしょうか?ある政治記者が推測するには、「皇室をコントロールしようとする官邸への“抗議”と、兄の今上天皇に対する〝マウンティング〟だろう。秋篠宮殿下は皇室の異端児で、娘2人を自由に育ててきた。その集大成が眞子さまの結婚で『自分の育児が正しかった』と証明する象徴だった。根底には、雅子妃殿下や愛子さまの件で週刊誌をにぎやかしてきた兄への“あてつけ”的な意味もあるのだと思う。一連の小室騒動は秋篠宮殿が先走り過ぎた部分はある」と、秋篠宮殿下自身の〝マウンティング〟説だと語りました。
結果的に考えると、皇室と官邸の関係がいい状態で殿下が官邸側から小室家に関した“良からぬウワサ”を入手していれば、今の状況のようにまでこじれることは回避できたのかもしれません。この一連の眞子さま結婚問題についてネット上では、秋篠宮家の自由な教育方針に関しても批判的な意見が殺到しています。このことは秋篠宮殿下にとって、おそらく初めてともいえる大きな挫折となったともいえます。