10日深夜、MBSラジオ「極楽とんぼ オレたちちょこっとやってまーす！」に生出演した、極楽とんぼ加藤浩次さん（50）。加藤さんと言えば「今の会長と社長の体制が続くんだったら、僕は吉本興業を辞めます！」と宣言。その後も、吉本の大崎会長と直談判するなど、ワイドショーも追っていましたが、今回、吉本興業が提案した「エージェント契約」締結について、厳密には「残留ということではない」と詳細を説明しました。
相方の山本圭壱さん（51）がラジオ冒頭で、「エージェントがどうのこうのとか、残留でいいんですね」と振り、「そこは言わせてほしいんですけどね」と加藤さんが切りだし….。
「残留ですか…ああいう書き方されるから、そういう風に見えますけど、僕は吉本というエージェントを通して、吉本の仕事をする。他の仕事は他のエージェントを通してやる。これを大崎（洋）会長にOKしてもらいました」「吉本にはお世話になったし、今後も（公式ホームページに）プロフィルは載る」としながらも「残留っていえば、今まで通りってことでしょ。そうじゃない」と、吉本とは別に個人でも仕事をする権利をもらったと説明しました。point 265 | 1
これまではマネジメント契約で「個人の仕事はできなかった。僕がディレクターと話してもらった仕事とか、全部、吉本を通さなきゃいけなかった」「他のエージェントを通す仕事もある。代理人を雇うかもしれないし、自分で受けるかもしれない」と今後の仕事の方針を説明。
続けて、「やっぱりテレビ、ラジオは吉本が強いから、吉本の仕事で、じゃあ例えば出版だったら、出版に強い人と話をして、連載の話があったりすれば、その人と、どんどん幅が広がるかもしれない」と言及。今後は吉本と対等な関係を求めたといいます。
また、加藤さんは「吉本がエージェントとして、すばらしかったら、やっぱり吉本の仕事が多くなる。すばらしいエージェントになってほしいという思いもある」と、長年所属している吉本への思いも語りました。
一方で「こっちは自由をいただくわけだから、何かあったらリスクを負わなきゃいけない。自分でリスクマネジメントの代理人を雇って対応しなきゃいけない。自由を勝ち取るためには、リスクを負う。これは大事なこと」「今回の宮迫さん、亮もリスクは自分で負うわけで、だったら、謝罪会見したいと言えば、もっと早くできた。会社には、会社の事情もあるわけで、すぐにはそりゃ、できない」
加藤さんは理解も示しつつ、今後は自由と責任を負う立場になると強調し、「新たに吉本と新しい契約を結ぶ。1つのエージェントとして仕事をさせてもらう」と説明していました。
加藤さんの今回こういった働き方の提案は、自分で開拓していきたい人には会社に拘束されずに仕事の幅も広がる可能性があるのではないでしょうか。今後は、こういったタレントが増えていくかもしれません…。