韓国は日本から一番近い外国であり、旅行で訪れやすい国です。日本国内では韓国の芸能ニュースが多く取り上げられることもあり親近感がある人も多いですが、旅行に行くのであれば韓国の現状をしっかりと認識しておく必要があります。韓国の現状を知らずに理想や幻想だけで韓国旅行をすると、現実との差に落胆してしまう可能性があるのです。
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日本から海外旅行に行く場合は、まず外務省の海外安全ホームページを閲覧するようにしましょう。国別にその地域の安全情報が掲載されていて、5段階で色分けされて渡航する際の安全度が分かります。最も危険なのは赤で表示されている退避勧告が出されるレベルの地域で、最も安全なのは色が付いていない地域です。このうち、韓国は色が付いていない安全な地域として掲載されているため旅行する際は安心していけると考えてしまいがちですが、それでも日本ではなく外国であるという意識を持って滞在することが大切です。なぜなら、日本の外務省では特に注記がなく安全な地域になっていますが、アメリカやカナダ、イギリスにおける同種の海外安全度を掲載しているホームページでは犯罪被害に遭わないように注意するべきという旨の記述があるからです。これらのホームページでは西洋人に対する犯罪被害が紹介されていますが、同じ外国人である日本人に対しては犯罪が起きないという保証は全くありません。夜間は一人歩きしないことや遊興街には近づかないことなどを徹底する必要があるのです。point 529 | 1
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また、韓国は日本に近いため同じような気質を持っていると考えている人もいますが、それは誤りです。日本の常識は韓国では通じないことが多く、たとえばカフェでトイレに行くときに荷物を席においておくと、ほぼ必ず置き引きに遭います。同様に、スマートフォンなどをテーブルの上に置きっ放しにするのも厳禁です。さらに、日本では口が開いたバッグを肘に掛けて歩く女性が多いですが、韓国で同じことをすると歩道を歩いているときでさえ目を離した一瞬の隙にバッグの中のものがなくなります。こういったことは安全な日本だから出来ることであって、韓国を含む外国では非常識なことであるということを認識しておかなければなりません。point 364 | 1
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また、韓国人の中には日本人に対して悪い印象を持っている人が少なくありません。表面的には親切に接しているようでも、内心では日本人のことを悪く思っているのです。実例として、韓国の地元民に道を聞いたら全くあさっての方向を教えられたという日本人旅行者がいます。そういったこともあるということを覚えておくべきなのです。
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そして、韓国の現状として大きな懸念となっているのが北朝鮮問題です。2017年に入ってからミサイルの発射実験を繰り返し、核実験の実行も辞さない構えである北朝鮮は韓国と同じ朝鮮半島にあり、韓国の旅行先として多くの人が訪れているソウルは国境のすぐ近くにあるのです。北朝鮮の軍事的な姿勢には国際社会から非難の声が浴びせられていて、とりわけアメリカは軍事行動を起こすことも検討しています。そういった状況にある中、旅行中に北朝鮮とアメリカとの軍事衝突があった場合、韓国国内も大混乱に陥ることが必死と言えます。北朝鮮は真っ向からアメリカに挑んでも勝てないため、韓国に南下してソウルに攻撃を加える可能性があるからです。そうなると、韓国ではおそらく飛行機が飛ばなくなり旅行中の外国人は韓国国内から移動できなくなることも十分にあり得ます。point 427 | 1
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韓国は日本から最も行きやすい海外の国で、旅行先として候補に挙がることも多いです。しかし、旅行を考えているなら韓国の現状を知識として把握した上で判断することが大切なのです。