NHK大河ドラマ「麒麟がくる」が2021年2月7日、ついに最終回を迎えました。描かれるのは、戦国時代最大のミステリーともいえる「本能寺の変」。ネット上では視聴者の考察合戦となり、大きな話題を呼んでいます。
通常は12月に最終回を迎える大河ドラマですが、延期された東京オリンピック競技大会生中継のための放映回数削減(全44回)・新型コロナウイルス感染症拡大に伴う一時撮影休止・放送休止により、最終回の放送が2月にずれ込んでいました。
本作は、2020年1月19日から放送を開始し、大河ドラマとしては59作目。第29作「太平記」(1991年)を手掛けた名手・池端俊策さん(75)のオリジナル脚本で、智将・明智光秀を大河初の主役に据え、その謎めいた半生を描いています。主人公明智光秀を演じるのは俳優の長谷川博己さん(43)。point 211 | 1
最終回を前に長谷川さんは「もうすぐみなさんに最終回をお届けすることができることに、大きな喜びと感慨深さを感じています。約1年にわたり紡いできた物語。ラストシーンまで、ぜひお楽しみください」と呼び掛けました。
他にも、織田信長役の染谷将太さん(28)は、NHK大河ドラマの公式Twitterで「物語のクライマックスとしての興奮と、同時に切なさも感じていただける最終回です!」とコメントをつづり、徳川家康役の風間俊介さん(37)は、同じくNHK大河ドラマの公式Twitterで「この物語の着地点に動揺を隠せなかった。歴史から見ればほんの一瞬の出来事ですが、その一瞬は濃いのに淡く、強いのに儚(はかな)い。そして、閃光のように散っていった者たちに、きっと心奪われるはずです」とつづりました。point 244 | 1
\ 明日、最終回!/
「この物語の着地点に動揺を隠せなかった。歴史から見ればほんの一瞬の出来事ですが、その一瞬は濃いのに淡く、強いのに儚(はかな)い。そして、閃光のように散っていった者たちに、きっと心奪われるはずです」(風間俊介)#麒麟がくる pic.twitter.com/0NnPmnAw4B
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Twitterでは、ここ数カ月、地上波の放送終了後は、毎週のようにハッシュタグ「#麒麟がくる」がトレンド入りしていますが、今回はなんと「#本能寺の変」「#明智光秀」「#大河ドラマ」と4つものハッシュタグが10位までのトレンドに入っており、盛り上がりを見せています。
最終回は15分拡大版。羽柴秀吉(佐々木蔵之介)の家臣・黒田官兵衛(濱田岳)も登場し、今作最大のクライマックスが描かれています。