子どもの名前をめぐって、“キラキラネーム”というワードが生まれるなど近年話題となっていますね。以前発表されたある調査結果が興味深いと噂です。どんな内容なのでしょうか。見ていきましょう。
東京理科大学の荻原助教は新生児の男女について、名前の表記、読み方を分析しました。調査した結果、読みにおける種類の多さが明らかになったそうです。
男の子「大翔」の場合
「ひろと」「はると」「やまと」「だいと」「たいが」…など18種類の読み方が確認されました。
女の子「結愛」の場合
「ゆあ」「ゆな 」「 ゆい 」「ゆいな」「 ゆうあ」…など14種類の読み方があるそうです。
当て字も
調査結果によれば、発音や長さ、意味が異なるだけではなく、漢字に割り振られていない読みが当てられる個性的な名づけも見受けられたとされています。
名前の読み方が難しい理由
漢字の読みが決まっている中国と異なり、名前に使用できる漢字の読みに制限がない為、自由に読めるとしています。
ネットの反響
〈電話で名前の説明ができないとけっこう困るぞ〉
〈最近、若い人のフリガナ付きの名刺が増えた〉
〈読めない名前は付けないでほしい。本人が困る〉
〈近年じゃなくても日本人の名前、読めないもの多いと思うんだが〉
といった意見が聞こえてきました。
見慣れない名前だと、一目で読んでもらえなかったり、口頭で名前を伝えるときに苦労する場面はありそうですね。今回の名前の研究結果は非常におもしろい内容でした。こうなると数年後、十年後の名付けも気になりますね。ぜひ、研究を続けていただきたいです。
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