近頃、ジャニーズ事務所からベテラン勢の退所が相次ぎ、今年は3月にTOKIOの長瀬智也さん、11月1日には森田剛さんが脱退すると、同時にV6が解散。そんななか降って沸いた、KinKi Kidsの堂本剛さんの“6月退所説”はどうなるのでしょうか！？
ジャニー喜多川氏が逝去して、およそ2年。ジャニー氏が手塩にかけて育てた30代、40代のタレントが続々と去っていき、“スペシャルなお気に入り”だとされていた剛さんも、このタイミングで退所という決断をしても不思議ではありません。
奈良県出身の剛さんと兵庫県出身の堂本光一さんが14歳の時に結成したKinKi Kids。めったにない「堂本」という同じ姓に、同じ関西出身、さらに同学年という2人。
ジャニー氏は剛さんに対しては、ほめて伸ばし、光一さんは叱って伸ばし、2人に異なる育て方をしたそうです。しかし、剛さんの記憶では1度だけジャニー氏に叱られたことがあるのだとか。
休校日に合宿所にいた剛さんは、昼過ぎに起きて冷蔵庫に何かあるか見ていると、『なんでいるの？』と聞かれたそう。『学校が休みやからさ』と少し変な感じで答えてしまったようで、ジャニー氏は『絶対ウソだよ。休みなんかじゃないんだよ。絶対ウソだよ』と言って激怒したそうです。
当時まだ学生だった剛さんに対し、ジャニー氏は“親代わり”だったため、強く叱ったのでしょう。
剛さんといえば、05年からコンセプトが異なるプロジェクトを立ち上げて、コンサートを開催してきました。そのきっかけはジャニー氏だったそうで、アイドルデュオ以外の生き方も示してくれたといいます。
音楽の視野が広がり、そのおかげで、メンタルバランスを保てたという剛さん。また、ジャニー氏はステージ演出に関しても剛さんに『君は誰の言うことも聞いちゃダメ』とアドバイスを送っていたそうです。
いつでも褒めて、剛さんの味方でいてくれたジャニー氏。剛さんは葬儀でジャニー氏の亡骸に『ありがとう』と言っておでこにキスをしたのは有名な話です。追悼コメントでは、『あなたを愛しているという 変わらない毎日を大切に生きていくよ 愛しているよ』『宇宙一 大好きだよ』と綴っていました。
ジャニー氏の特にお気に入りのジャニタレの中でも、特に相思相愛だったことで知られる剛さん。かつてジャニー氏が所有していた東京都渋谷区の高級タワーマンションの最上階を剛名義に変更し、2人で同棲生活を送っていると報じられたことも。
しかし、周囲が思っているよりも2人は深い絆で結ばれていたのかもしれません。そう考えると剛さんの“退所説”は信ぴょう性は薄いかもしれませんね…。