１２月１３日に公開される映画『妖怪学園Y 猫はHEROになれるか』の公開アフレコが東京都内で行われました。イベントには女優の木村佳乃さん（４３）と、お笑いコンビ・アンジャッシュの渡部建さん（４７）が登場し、収録秘話を語りました。
人気アニメ「妖怪ウォッチ」のシリーズ５作目の映画が累計興行収入１９８億円を突破し、子供達を虜にしている同アニメ。今回はシリーズ６作目となり、巨大な学園都市を舞台にしたギャグ満載の冒険活劇で、友情、青春、そして、ド迫力のバトルを描く変身ヒーローものとなります。主人公たちの前に立ちはだかる最強の悪役、レジェンド怨霊メドゥーサ役として吹替に挑戦した木村さんは、「この映画を子供たちが楽しみにしてくれているのを想像して、楽しんでやりました」とコメント。point 277 | 1
しかし、木村さんの最近の悩みが「なんでママは悪役ばかりなの？」と長女に言われたことだそうで、「グサッときたんですよね。今回も悪役。どうしよう。」と困った様子を見せました。また、「家に置いてあった台本を見つけて『妖怪ウォッチやるんだ』と喜んでくれたんだけど、どんな役か言ってない。悪役とバレますよね？」と心配そうに報道陣に逆質問していた木村さん。point 226 | 1
そこで、プロレス実況同好会に所属する男子生徒・タベケンを演じた渡部さんが「『悪役は演技力がないとできないから』と言えばいいのでは」とアドバイス。さらにジバニャンも「普段はやさしいお母さんだから大丈夫ニャ。さすが、演技派ニャン」と励ます一幕がありました。そんな木村さんは、子供達と自身が出演している映画を見に行くこともあるそうで、最近も映画『記憶にございません！』を観に行った際に子どもたちが「ママだ！」と無邪気に反応してしまったそうです。point 273 | 1
それについて木村さんは「恥ずかしかった」と照れながらも「自分がやった仕事を見てもらえるのはうれしい」と笑顔で話していました。木村さんのほっこりエピソードが披露され、渡部さんには記者から自身にとってのヒーローを聞かれると「やっぱり児島ですかね」と、相方の児島一哉さん（４７）の名前が挙がります。
「（児島さんが）１年くらい前に都内に家を建てたんですが『おい、こら、児島だよ！』の３つだけでですよ」と、名前を間違えられるリアクションでブレークした相方を絶賛しました。そして「ローンが７９歳まであるんですけど、日本の男性寿命が８０歳だから、払い終わった翌年に死ぬ。まさしくヒーローです」と相方を褒めながらもイジる渡部さんに笑いが起こっていました。そんな、演技派の木村さんと相方思いの渡部さんが吹替した本作も、大ヒットすること間違いないでしょう。point 277 | 1