5月23日に自宅で亡くなっているのが発見された女子プロレスラーの木村花。これに関し母親であり元プロレスラーの響子さんがマスコミに対し苦言を呈しています。どうやら訃報に関するプライバシーが遺族の意志とは関係なく報じられていたことで、響子さんも相当憔悴していることが分かります。
木村花プロフィール
本名: 木村花
生年月日: 1997年9月3日
出身地: 神奈川県
身長: 164cm
遺書の内容が遺族の意志と関係なしにマスコミに公開されていたことが判明
5月23日に死去した木村花。日頃からのネット上の誹謗中傷に苦しんでいたとされていますが、この件で翌日の5月24日に母親の響子さんがTwitterを通じマスコミに対し取材依頼の自粛をお願いしていました。しかし、その翌日に遺書があったことが報じられ、その内容も一部公開されることに。
さらにはプロレス関係者からもマスコミの取材依頼が殺到したようで、事務所前には大勢のマスコミ陣が待機しては取り囲み、会ったことのない記者からもどこで番号を聞きつけたのか、「今日は何か進展はありますか?」と携帯が鳴りやまないとのことで「花のことを考えると心が痛い」と語っています。
「弔う時間が欲しい」と響子さんが苦言
このように、言った側からマスコミが遺族の意志に反し外部に情報を流し続けることに対し、響子さんも憔悴しきっているようで「連鎖を生まないために 花のプライバシーを守るために 触れないでほしいと 泣いて頼んだ結果がこれですか」「誰も信用できない 弔う時間をください」と悲痛な叫びを語っています。
連鎖を生まないために
花のプライバシーを守るために
触れないでほしいと
泣いて頼んだ結果がこれですか誰も信用できない
弔う時間をください https://t.co/Yv5jIXqJ9W— 木村響子 (@kimurarock) May 25, 2020
ADVERTISEMENT
誹謗中傷の加害者を容赦なく攻撃するという悪循環が蔓延している?
また、生前に木村花と親交があった女子プロレスラーの夏すみれが自身のTwitterにて「叩かれてた人間が亡くなったら今度は叩いてた人間を叩くのか」といった現在の悪循環なネット社会について苦言を呈しています。「ネットいじめ」の加害者を攻撃することよりも、加害者に社会的な制裁を加える方が正しいことでしょう。
叩かれてた人間が亡くなったら
今度は叩いてた人間を叩くのか。
それが何重にも重なっていったら恐ろしいことだね。【君の正義と他人の正義は違う】
今回の件にも今の状況にも当てはまる。
自分の目から見て相手がどんな悪人だろうと正義を盾に相手を攻撃するな。
貴方だけが許されるわけじゃない。ADVERTISEMENT — 夏すみれ Sumire Natsu (@SMR_sptmber_luv) May 23, 2020
— 夏すみれ Sumire Natsu (@SMR_sptmber_luv) May 24, 2020
ADVERTISEMENT
まとめ
このように、木村花が亡くなっていまだ間もないのにも関わらず、どこで漏れたのかも分からない彼女のプライバシーがマスコミに公表されたことで、響子さんも苦言を呈すこととなりましたが、家族を亡くし悲しんでいる当事者の気持ちも考えず騒ぎ立てるマスコミの姿勢はいまだ変わることがないようです。