「オレ、もう投げられない」
朝日新聞による2018年夏、一人で投げ続けた金足農の吉田輝星がマウンドに励ましにきた二塁手の菅原天空に言った言葉です。「あんな弱気な輝星は初めてだった」と菅原天が伝えています。今回を終え、主将の佐々木大夢と共に監督に投手交代を進言しました。
写真:バーチャル高校野球
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菅原天が「運命」と言う仲間。中学校3年生の秋には同じ硬式チームに所属していました。「みんなでカナノウに行かない?」と声を掛け合った選手たちは練習中はよくけんかもしたが、同じ9人で最後まで戦いました。
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写真:AU one
吉田は五回で降板してライトに回りました。菅原天は試合後に泣き出した吉田に、「輝星が投げてくれたからここまで来られた。胸を張れ」と支えました。吉田は、「この3年生が一緒だったからきつい練習を乗り越えられた」と感謝しました。東北勢の初優勝は叶わなかったが、金足農の「絆」は甲子園に刻みました。
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