フジテレビの菊間アナと聞くと、生放送中の転落事故を思い出す方も多いのではないかと思います。あの事故は一体どうして起きてしまったのでしょうか?現在の菊間アナは、どんなお仕事をされているのでしょうか?少し調べてみました。
菊間アナ、転落事故の真相は?
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事故は1998年9月2日に起きました。その日、菊間アナは「めざましテレビ」のリポーターとして、災害が起きた時にビルなどの高い所から脱出するために使用する避難器具の体験レポートを行なうことになっていました。この避難器具の仕組みは、まず柱にロープを結び付け、ベルト付きの器具をロープに通すと、重力ブレーキがかかって、ゆっくり地上に降りることができるというものでした。
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ところが、ビルから手を離した菊間アナは、あっという間にビルから落下してしまい、地上に敷かれていたマットに叩きつけられてしまいました。マットの上で全く動かなくなってしまった菊間アナでしたが、実はこの落下によって、胸椎、腰椎、肋骨などを骨折しただけでなく、肺にも挫傷を負うなど、大怪我をしてしまっていたのです。結局、全治3ヶ月の重傷で入院生活を余儀なくされました。考えるだけでも恐ろしい事故ですが、原因は何だったのでしょうか?警察によれば、菊間アナにつけたベルトのフックの固定が十分ではなかったことが原因だったようです。
事故前の菊間アナの活躍は?
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ここで少し事故以前の菊間アナについて触れておきたいと思います。菊間アナは、早稲田大学法学部を卒業後、フジテレビに入社して、アナウンサーになりました。フジテレビでは、「めざましテレビ」の他、「笑っていいとも」などを担当していました。また、お父さんが高校の女子バレーボール部の監督だったということでバレーボールの中継をしたり、「発掘!あるある大辞典」などにも出演して、その明るく爽やかなキャラクターで人気を集め、フジテレビの看板アナウンサーの一人として活躍していました。そんな絶頂期の彼女を襲った大事故なわけですが、その後彼女を、さらなる問題が襲います。
事故後の菊間アナ
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衝撃的な転落事故で、九死に一生を得た菊間アナでしたが、1年に及ぶリハビリを経て、アナウンサーとして復帰します。ところが、2005年に、当時未成年だったジャニーズのあるメンバーと飲酒をしていたことが発覚して、無期限謹慎処分を受けてしまいます。こうした騒動でアナウンサーとしての将来に不安を感じた菊間アナは、2005年にアナウンサーの仕事と並行して、ロースクールの夜間コースに入学し、弁護士になることを目指します。勉強に集中するために、2007年にはフジテレビを退社。ついに2010年には念願の司法試験に合格し、現在は弁護士として活躍されています。企業の法務を扱う弁護士事務所に所属し、実は古巣のフジテレビの顧問弁護士もされているそうです。私生活でも、2014年には早稲田大学の同級生の男性と結婚し、現在は公私共に順調のようですね。
今後の活躍も期待の菊間弁護士
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転落事故や無期限謹慎処分など、波乱万丈なアナウンサー生活を送った菊間元アナウンサーですが、現在は弁護士として順調にキャリアを重ねておられるようです。テレビにも時折出演しておられ、相変わらずの魅力ある姿を見せてくれています。今後も菊間元アナウンサーの活躍から目が離せませんね。