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‟人工心肺”で治療継続の志村けん、4年前禁煙するまで1日〇〇本以上のタバコ「重症化」の背景とは…


新型コロナウイルスに感染したことを公表したタレントの志村けんさん(70)。ウイルス検査で陽性が判明した23日に一時、危険な状態となりましたが持ち直し、その後は平行線だといいます。志村さんの所属事務所は「病院からの連絡はなく、発表できることはない」とし状況は変わっていないと明かしています。

ハフポスト

志村さんは現在、都内の入院先で人工心肺装置「体外式膜型人工肺(ECMO=エクモ)」による治療を受けています。

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これは心臓と肺の役割を同時に果たす装置で、患者の肺を休ませて自身の免疫による回復を待つというもの。新型コロナウイルスの患者を救命するための“切り札”とされており、11日までに装着した患者23人のうち、12人は装置を外すまでに改善しているようです。

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順天堂大医学部心臓血管外科教授の天野篤氏は「全身の健康状態にもよるが、肺の病気だけならば、効果は期待できる」と説明。急性の肺疾患では、ECMOの治療は2週間以内が通例のようです。

朝日新聞デジタル

順調に回復すれば、装置が外れた後、専門病院での入院が最低でも2週間。その後、歩行や呼吸のリハビリを2週間から1カ月。順調にいけば2、3カ月で今まで通りの生活ができるとのこと。

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新型コロナウイルス感染症は、高齢者や基礎疾患がある方は重症化しやすいことが明らかになっています。ただ、志村さんの場合、その要因には長年愛飲していた、タバコと酒が深く関わっているようです…。

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今月20日、WHOのテドロス事務局長は「喫煙は感染時に重症化しやすくなる」との談話を発表しました。

東洋経済オンライン

疫学に詳しい医師でジャーナリストの村中璃子氏は「持病のあるなしに限らず、喫煙は新型コロナウイルスを含む呼吸器感染症を悪化させるリスク要因」と指摘。

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今月12日に会見した東京都医師会も予防対策として禁煙を訴え、「喫煙者は非喫煙者と比べて重症化率が2・2倍、死亡率が3・2倍」としています。

実際、志村さんは若い頃から「アメリカンスピリット」など1日に60本以上を吸うヘビースモーカーだったようです。66歳で禁煙を始めるまでにざっと100万本を超えるタバコを消費したことに。

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現在は吸っていないそうですが、過去の喫煙で肺にダメージを負ったことが大きな影響を与えた可能性があると考えられます。

Google

16年には肺炎を患い、約2週間入院した志村さん。高熱で、車いすに座って点滴を受けるような状況で舞台出演を続けた結果、ドクターストップに。当時も長年の喫煙による肺へのダメージが懸念されていました。

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タバコによる呼吸器への影響はダメージが大きく、医療関係者は「今からでも禁煙を」と声をそろえています。

一方、WHOのテドロス氏は「免疫力を低下させる」として飲酒も控えるよう呼び掛けています。

Google

また、派手な夜遊び好きで知られている志村さんは、夕方から朝の6時まで酒を飲んでそのまま仕事に行き、終わったらまた酒を飲み始めるという生活を続けてきたそうです。365日酒浸りの生活で「休肝日なんていらない」と語っていたそう。

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重症化しないためにはタバコや過度のアルコール摂取も避けなければならないでしょう。

志村さんにはなんとかまた元気な姿で戻ってきてもらいたいものですね!