NHKの朝ドラ『エール』が絶好調です。外出自粛という“追い風”もあり、連日22%前後の高視聴率を叩き出しています。5月第3週に物語は大きな盛り上がりを見せていました。
早稲田大学応援団から応援歌『紺碧の空』の作曲を依頼されたものの、主人公の作曲家・古山裕一(窪田正孝)はスランプで前向きになれません。
しかし、早稲田大学の応援団長(三浦貴大)の情熱的な説得と、妻である音(二階堂ふみ)の献身の末に名曲が完成しました。その顛末は涙を誘いました。この展開に早稲田大学OBは大喜びなようです。point 217 | 1
「『紺碧の空』誕生がドラマチックに描かれ、涙が出ました。団長は不器用だけど実直な、いかにも早稲田というキャラクターで、学生時代を思い出して胸が熱くなった。」と、40代の早稲田大学OBは語ります。
しかし、早稲田大学の歓喜の一方で宿敵・慶応大学の関係者からはブーイングが起こっているようです。
「早稲田の学生が純朴に描かれているのに、慶応の応援団長は“キザでナルシスト”というステレオタイプな描かれ方でガッカリでした。point 260 | 1
だけど、それよりショックだったのはヒロインの音さんを演じる二階堂ふみですよ。慶大生のはずなのに、ドラマでは早慶戦でエンジ色の『W』の旗を振って、早稲田の勝利に大喜び。これは裏切りです。ドラマの役柄だとはわかっているが、それでも納得できない!」と、現役慶応大学生は語ります。
二階堂ふみさんは2014年4月に一浪の末、慶応大学総合政策学部に入学しました。しかし満足なキャンパスライフは送れていないようです。
「女優業が忙しすぎて、学部のある湘南藤沢キャンパスまでなかなか通えない。朝ドラの収録もあり、現在は休学届を出している。現在の仕事のペースでは卒業は難しいかもしれないが、本人は“中退だけは避けたい”と考えているようです。」と、二階堂ふみさんの知人は明かします。point 254 | 1
二階堂ふみさんによる、早慶戦のニュースにネット上では、このようなコメントが上がっています。
・まさに場外乱闘。ここまで楽しんでの、早慶戦なんでしょうね。秋はコロナの影響なく、真の早慶戦ができることを祈っています。
・「紺碧の空」は史実とフィクションとを上手く組み合わせてストーリーが描かれていた。田中団長の旧制中学時代の盟友の境遇が、ある楽曲の作詞者のプロフィールとかぶっていて、ちょっとドキッとした。その彼との邂逅(恐らく戦後になってからの話)がどう描かれるのか、今から楽しみ。
・二階堂さんは凄く可愛い時とそうでもない時があって面白い!凄い女優になるね。西郷どんの時も凄かった。
慶應生でも役柄で早稲田応援しないとダメな場面だったね。女優だから。
・そうか慶応の「我が覇者」も古関さんの作曲か?紺碧の空ほどにはメジャーな応援歌ではないが、紺碧の空誕生秘話のようにドラマの中で取り上げ、音さんが歌う場面があれば慶応の皆さんも溜飲を下げるかな?
『エール』の主人公のモデルである古関裕而は、後に慶応大学の応援歌『我ぞ覇者』も作曲しています。この先、二階堂ふみさんが慶応大学応援席から声援を送るシーンを見られるかもしれません。