20日に「早速Eテレ、デザインあ(音楽:小山田圭吾)やるはずの時間にピタゴラスイッチやってる」というツイートが5000いいねを記録し、「デザインあ」がツイッターでトレンド入りするなど話題になっています。
小山田圭吾(52)の辞任から一夜明けた20日、本人が音楽を手掛けているNHK・Eテレの名物番組「デザインあ」が予定されていた時間帯に放送されませんでした。
なぜならソロユニット「Cornelius(コーネリアス)」として活動する小山田は、NHK・Eテレの名物番組「デザインあ」のすべての音楽を手掛けているからです。
新聞各紙の番組表には、19日と同様に午前8時35分に「デザインあ」と記載されていましたが、同時刻になるとEテレ画面には「この時間は予定を変更して『ピタゴラスイッチ』を放送します」とのテロップが流れました。
同番組については辞任直後から「Eテレは“教育テレビ”で、編成も子供向けや福祉・障がい者向けの娯楽を掲げて制作している。まさに小山田さんは障がいのある同級生へのいじめが問題視された。すでに局にも多くの抗議が届いており、今回の辞任で『デザインあ』の音楽も、これからどうなるか分からない」(編成関係者)との声が上がっていました。
NHKは五輪はもちろんのこと、パラリンピックの放映に力を入れてきました。
これは多様性を尊重する〝共生社会〟の実現に寄与したいという考えからで、小山田の言動とは相反しています。
「雑誌のインタビューは25年以上前とはいえ、その後もいじめ記事は何度もネット掲示板やSNSで蒸し返され、炎上を繰り返してきた。それでも小山田さんは謝罪しなかった。障がい者へのいじめに敏感になるべき番組のスタッフが、〝知らなかった〟では済まされない」(前同)
大会期間中も番組で小山田の音楽が流れ続けることになれば、ネット上で再びクローズアップされる可能性は高いと考え、NHKは番組差し替えに動いたようです。
今年2月には200回目の放送を記念したスペシャル番組を放送。小山田はスペシャルライブ「デザインあLIVE」にメイン出演したばかりでした。
すべての音楽を担当しているだけに、どうなるでしょうか…。今後の放送や小山田さんの起用については現時点で未定だそうです。
ツイッターでは、
「デザインあは素晴らしい番組なので音楽担当交代して続行してほしい」
「前から分かってての起用だったっぽいのに今更な感じで何だかなあ」
「デザインあ、音楽も含めて好きだったのにあの人だったのか…」
「デザインあ、なくなったら嫌だなぁ」
などと番組がなくなる可能性に対して惜しむ声が続出しています。
どうにか音楽だけを差し替えて継続できないものなのでしょうか。