嵐のメンバーとして活躍している二宮和也さんは、アイドルの印象とは裏腹に、役者としての一面も持っています。そんな二宮和也さんの演技力は、蜷川幸雄さんや倉本聰さんが大絶賛しているのです。
演出家の蜷川幸雄は「心中しようと思った」
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蜷川幸雄さんは、1935年生まれの演出家、映画監督です。蜷川幸雄さんは、二宮和也さんの事を、以下のように話していました。「あの世代の演技者としては、世界レベルで見ても十分通用する。初めて会って、5~6分話しただけで『彼と心中しよう』と決めた」。稽古の時には、灰皿が飛んでくるぐらい厳しいことで知られている蜷川幸雄さんが、ここまで役者を絶賛するのは他に例を見ません。ジャニーズのタレントであることを、忘れさせてしまうエピソードではないでしょうか?point 316 | 1
脚本家の倉本聰さんは「素朴な演技がいい」
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倉本聰さんは、1934年生まれの脚本家、劇作家、演出家です。倉本聰さんは、二宮和也さんの演技について、次のように語っています。「余計な芝居をしない。素直に演じてくれる人間的な素朴さが良い」。「教えられた事を受け止める力がある。ゼロからスタートできる彼の力は、見上げたものです」。二宮和也さんは、確かに過剰な演技をしない自然さがありますよね。倉本聰さんは、二宮和也さんのそんなお芝居を気に入っているようです。point 295 | 1
監督の堤幸彦さんは「現代のジェーム・スディーン」
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堤幸彦さんは、1955年生まれの演出家、映画監督です。堤幸彦さんは、二宮和也さんを以下のようにコメントしています。「役者としてのニノを信頼しています。現在の日本の俳優で、最も信頼のできる俳優さん。さらに、ミュージシャンとしても活躍しているから、役者という切り口だけでは語れない『スター』。ジェームス・ディーンと共通していると思います」。ジャニーズのタレントさんは、二宮和也さんに限らず演技が上手いですが、それは音楽をやっているという、ある種の「リズム」が理由になっているのかもしれません。それにしても、ジェーム・スディーンという評価はすごいですね!ジェーム・スディーンは世界が誇る大物。二宮和也さんの演技が「世界にも通用」すると言われている理由も頷けますね。point 426 | 1
映画監督の金子文紀さんは「天才、国宝」
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金子文紀さんは、1971年生まれの演出家、映画監督です。金子文紀さんは、二宮和也さんの演技を、次のようにコメントしています。「頭で考えるのではなく、感覚で演じる人。台本の字面だけではなく、その場の空気を重視した役者さん」。「国宝と言ってもいい天才。10歳も年上でネコちゃんと呼ばれているけど、許すしかない」。年上の大物監督をフランクに「猫ちゃん」と呼んでいるのは、いつもの二宮和也さんを感じさせますね(笑)だけど、演技に入れば、天才や国宝と呼ばせるほどの実力の持ち主です。だから、フランクなところも許されてしまうんでしょう。他の役者さんには真似できない背景ですね。point 368 | 1
まとめ
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今回紹介した、二宮和也さんを評する言葉はごく一部です。二宮和也さんは、このような監督や演出家以外にも、まだまだたくさんの実力派と仕事を共にしています。一度、二宮和也さんと仕事をすると、虜になってしまう業界人が多いということは、その実力が確かなものという何よりの証明です。これを機に、二宮和也さんの演技に興味がなかった人たちも、チェックしてみてはいかがでしょうか?様々なキャラクターを、見事に演じ分けている器用さに気がつくと思いますよ。point 294 | 1