過去放送の「人生最高レストラン」(TBS系)に女優の伊藤沙莉さんが出演。幼少期に体験した一家離散のエピソードを明かし、反響があがっています!
この日の番組で、2歳の頃、家族が離れ離れになってしまったことがあったと告白した伊藤さん。
その原因は「お父さんが若干やらかしまして。飛んだんですね。で、家に住んでいられなくなっちゃった」「お金もないし。で、私は母の幼なじみの家で、お兄ちゃんとお姉ちゃんは、お兄ちゃんのサッカー仲間の家(に居候した)」と明かしました。
バラバラの生活を余儀なくされ、2歳ながらにして伊藤さんは当時のことを「めちゃくちゃ覚えています」「なんで私だけ独りなんだろう」と複雑な心境だったと振り返っています。
伊藤家のバラバラな生活は3カ月ほど続いたといい、その間、母と伯母がほとんど寝ずに働いていたそうです。
伊藤さんは「で、おうちを見つけて迎えに来てくれました。かなりボロボロのアパートだったのに(兄や姉が)『お城だ! すごい!』って言っていた時には、本当に頑張ってよかったって言ってましたね」と、決して広い部屋ではなかったですが新たな住処で再び家族で住めるように。
続けて「何より家族で住めるのが本当に嬉しかったんです。布団3枚で家族5人で寝る感じでした。むしろ皆を近くで感じられる。ギューッてなるのがよくて、バラバラで寝ることは1回もなかった」と語りました。また、当時の経験が伊藤さんに「家に対する執着」を作り上げたといいます。
番組内で、伊藤さんは母と伯母に世話になったことへの感謝として、実家を建てたいと口に。
しかし母親からは、芸能活動で稼いだお金は「自分が好きなことに使いなさい」と言われているそうで、伊藤さんが何かをやってあげるっていうのを母は拒んでいたそうです。
伊藤さんは母に「本気で家を建てたいと思ってるし、自分が好きなことに使いなさいってよく言うけど、それが好きなことだから」と説得。
それでも受け入れようとしない母に伊藤さんが「最後の一押しとして、ローンを組んで、頭金出して、お兄ちゃんが(芸人として)いいところまで行ったら押し付けます」と提案。
実兄でお笑いコンビ・オズワルドの伊藤俊介がその話を番組スタッフから聞いた映像が紹介され、「初耳ですね。いいんですけど、頑張ります。長男ですし」とやや不満げながらも受け入れたことを明かしていました。
かつての壮絶な体験を明かした伊藤さん。このような背景があるため家族間のつながりや家に対する思い入れが人一倍強いのでしょう。
また、母と伯母への恩返しとして、実家の一軒家購入を検討する姿に視聴者から感心の声が多く寄せられています!
『応援したくなりました』『この歳でローン組めるってすごいな』『幼少期のことを聞いてビックリしましたけどお母さんや伯母さんと一緒に幸せになってもらいたいです』『苦労したけど絆が深まったいい例ですね。親孝行ローンのリレーか、いい兄妹だなぁ』
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