河井克行衆院議員が妻である河井案里参院議員とともに違法買収疑惑が取り立たされ、10月31日に法務大臣を辞任しましたが、それとは別件で法相在任中に、悪質なスピード違反を秘書にさせ、挙げ句の果てに警察がそれを見逃したという事実が発覚し「この夫婦オワタ」といった皮肉の声が相次いでいます。
河井克行プロフィール
本名: 河井克行
生年月日: 1963年3月11日
出身地: 広島県
河井案里プロフィール
本名: 河井案里
生年月日: 1973年9月23日
出身地: 宮崎県
河井前法相の度重なる不祥事が明らかに
違法買収疑惑でしらばっくれるも結局辞任する
10月31日発売の「週刊文春」にて、妻の案里議員の参院選における公選法違反疑惑を受け辞任した河井克行議員。案里議員は7月の参院選で、ウグイス嬢に法定額1万5千円以上の報酬を支払っていたことを示す2枚に分けられた領収書や、1日3万円が明記された裏帳簿の存在が明らかになりました。これには克行議員が辞任の際「今回の一件は私も妻も全くあずかり知らない」と疑惑を否定したものの、「調査を行う間、法務行政への信頼は停止してしまう。妻と相談し、一晩じっくり考え、今朝決断した」などと、辞任理由を語りました。
克行議員は、案里議員の活動日程をすべて管理しており、さらには案里事務所の金の差配もしていたといいます。克行議員は通帳を毎日必ずチェックし、交通費や駐車場代など、数万円の細かな費用まで削減したりと、経理を徹底していただけに、ウグイス嬢への日当3万円の支払いについて知らないということはまずありえないことから、克行議員の嘘は信憑を増しています。
スピード違反も警察側が見逃していた?
さらに克行議員は辞任後、法相在任中に、悪質なスピード違反を秘書にさせていたことが新たに判明。それは10月5日のことで、克行議員は正午から北広島町で始まるイベントのため、急いで広島県内を移動していました。その際、克行議員が秘書に運転を急かし、80キロ制限の高速道路を、60キロオーバーの140キロで走行したといいます。本来、50キロ以上をオーバーすると一発免停で、6カ月以下の懲役又は10万円以下の罰金となりますが、広島県警はどうやらこれを見逃したといいます。
広島県警の後続車両は警護についていただけで、事務所に注意を促す電話を入れたのみで、違反を検挙しなかったといいます。要するに政治家に対する「忖度」があったとし、警察に対する批判も免れない状態です。その決定的な証拠が「週刊文春」により新たに暴露され、克行議員と事務所スタッフらとのLINE上のやり取りが流出したとのこと。そこには『県警より、「現在140キロで飛ばされていますが、このようなことをされたら、こちらとしてはかばいきれません。時間に余裕を持って、時間割を組んでください」とお電話がありました』と記されていたといいます。
相次ぐ不祥事に「この夫婦オワタ」
このような議員夫婦揃っての不祥事に「この夫婦オワタ」というような皮肉の声が多数集まっています。さらにネット上では「出たよ上級国民」「職権乱用だ」などと言われ放題。このままでは夫婦のイメージも失墜し、案里議員までも辞任に追い込まれるのもそう遠くない話なのかもしれません。
一般市民なら免停
河井克行が急がせて60キロ超過したのに
広島県警は放置。河井は運転手にあおり運転も指示したという。
公職選挙法違反の運動員の証言も二転三転。こんな法相が
安倍にとっては適材適所。こんな内閣を放置すると
日本は滅びる!ADVERTISEMENT 自民党は政権不適格https://t.co/2iMrXdgy4Z
— 桐谷育雄 (@kiriyaikuo) November 6, 2019
【文春報道】広島県警、河井前法相の大幅スピード違反を見逃しかhttps://t.co/QEdZOY1Jli
ADVERTISEMENT こいつ流石にやりたい放題やりすぎだろ
いい加減にしろよ
pic.twitter.com/cQMSFmllTB— 43 (@XAT928) November 6, 2019
河井前法相の大幅スピード違反を広島県警が見逃していた! #河井克行 #スクープ速報 #週刊文春 https://t.co/YhrH6Pf6OA これが流行語の上級国民てやつか!
ADVERTISEMENT — アプリ (@pepper_room) November 6, 2019
まとめ
このように、夫婦ともどもやらかす羽目になった河井克行&案里議員。政治家の裏の顔が実に汚いものであると思い知らされましたが、まさにホコリを叩けばどんどん出てくるといった現象が起こっていますね。今後新たな不祥事が出ることになれば、夫婦ともども政界を追放される可能性も否めませんね。