「ご存じのとおり妊娠中です。シングルマザーで産もうと決めました。22週まで堕ろせると言われたけど、産む選択をしたのは、紗里です」
と語るのは、加藤紗里の実父である加藤正明さん。
加藤正明さんは、広島市の繁華街にあるビルの1階で古参のステーキ店を経営しています。出店してから、33年。
カウンター6席に、4人掛けのテーブル2つ。アットホームな店で名物はチーズケーキだといいます。
正明さんは、加藤紗里とスピード離婚をした彼とは3回会ったそうです。
「紗里から“結婚を前提として付き合っている”と言われて、まずは報告に来た昨年9月。2回目が紗里の妊娠の報告に来た10月。最後が向こうのご両親の顔見せに来た11月です。最初に来たときは、紗里が“付き合っている人がいるから、連れて行きたい”なんて言うんです。初めてのパターンだったから、ビックリしましたよ。ウチの奥さんを含めて合計4人で、近くのホテルで食事をしました。
カレに会って、さらにビックリしたのは、紗里が今まで付き合ってきた男とは違い、全然チャラくないんです。どこにでもいる好青年という感じ。実際に、カレは当時36歳にして15人の社員を抱えるという不動産会社の社長でした。想像していたタイプと違い、ビックリしていたのは妻も同じで、“あの~、紗里のどこがよかったんですか?”なんて聞いていましたよ。
“友だちに誘われて行った食事会に来ていた彼女は、テレビで見るのと違い、普通の女の子だったから好きになりました”と言っていました。10月にもやって来て、カレが“順番が逆になったんですが、妊娠していました、すみません”と言ってきました。紗里も、そのころは“つわりがひどい”と言っていました。
11月3日に彼の両親も来て、6人で食事をしました。しかし、11月後半に破局したようで、向こうの父親が電話をしてきました。“ウチの息子はバカでした、そうとう無理をしていました、本当にすみません”と、謝っていました。私も“ウチの娘がワガママで”と謝りましたよ」と語っています。
「でも、向こうには“子どもができたことは、われわれにとっては最初の孫ですから、うれしいんですよ”と言いました。カレは紗里に嫌われまいと出費を頑張りすぎたようですね。12月後半に、妻が紗里のいる東京へ行き、年明けの1月12日には私が東京へ行ったんです。カレがいなくなったマンションで、私が紗里のそばで寝ましたよ。
紗里が言うには、本当の破局理由はカレの束縛にあったようです。カレはもともと、実は紗里のファンだったようで、結婚する前は“紗里の自由なようにやらせる”と言っていたのに、同居した途端に豹変し、紗里の男関係を探るようになったんです。紗里のケータイもチェックしたり、“胸の開いたドレスは着るな”とか、仕事にまで口を出してきたんです。これは夫婦間でもやってはいけないこと。モラハラですよね。カレには“自由奔放な加藤紗里と結婚するんだ”という自覚がなかったんでしょう。お金が続かないというのなら、なぜ付き合っていた5月から9月までの間に“紗里と結婚するのは無理”と言わなかったんだろうと思います。point 522 | 1
結婚すると決まったとき、私はご飯を食べながら、紗里に言いました。“いい機会だし、もう30歳になるんだから、ギャルみたいな茶髪はやめなさい”と。これは親としての正直な気持ちでしたね。
そうしたら、紗里は真っ赤な顔をして“私は大学を中退して、19歳で東京へ出たよ。でも、なんのコネもなく、詐欺にも遭ったし、怖い目にも合った。自分で人脈を切り開いて、10年やってきたの! これが加藤紗里なのよ! 私は変える気ないよ”って言って、バーって泣き出したときは、私も今の加藤紗里のキャラを全否定するようなことを言いすぎたかなと思いました。親としての意見を言ったんですけれどもね。
単なるレースクイーンだったのに、狩野英孝さんの6股相手として出てきて、それから4年が経ちました。半年で消えると思われたでしょうが、なんだかんだとやっています。キャラの濃さは日本一ではないでしょうか。その部分は大したものだと思っています」point 465 | 1
と、加藤紗里のぶっちゃけキャラは父親譲りだったようで、色々と娘に負けず劣らずのぶっちゃけを披露されました。