普段何気なく訪れる回転寿司店は意外に独自ルールが多く、利用客によってはハードルが高いと感じてしまうこともあるそうです。ザ・ドリフターズの加藤茶もその1人だったようで、妻の加藤綾菜とともに「高田文夫のラジオビバリー昼ズ」に出演した際、自身が過去に回転寿司店で起こした大失態を告白しています。そして、その「行為」が一連の迷惑動画顔負けだと話題になっているのです。
その「事件」は2012年、沖縄滞在中に夫婦で現地の回転寿司店を訪れた際に起きたと言います。実は、彼にとってはこれが回転寿司デビューでした。
妻は、まさか加藤がなにも知らないとは思わなかったそうで、「好きなの食べていいよ」とひと言、次の瞬間、加藤がとった行動は、ネタの部分だけ食べるというまさかの暴挙でした。加藤は「これでいいんだ」と思いながら、妻の言葉通り「大好物の大トロとかタコとかネタだけ食べた」そうです。結果、レーンの上にはシャリだけを乗せた皿が何枚も回るというありえない状況が起こりました。
この皿を見た板前は当然ながら激怒し「誰だ、こんな食い方したのは!」と怒鳴られたそうです。犯人が加藤だとわかると「ダメじゃないか、こんな食い散らかしちゃ」と叱ったといいます。加藤は「俺、初めてだよ、あんなに怒られたの」と振り返り、「初めてなもので、すいません」と平謝りした。
もう11年も前のこととはいえ、一歩間違えば炎上モノ、ところが、ネット上では《まるでドリフのコント》《初回転寿司でその食べ方は天才すぎるだろ!》と称賛のコメントが相次いでいます。昭和の時代から大スターだった彼にとって寿司といえば、カウンターで食べる高級店、回転寿司の作法など知らなくて当然ということもありますが、炎上しなかったのは彼の人柄もあるでしょうね。