亀梨の「KAT-TUN復活させたい」発言については、ファンのあいだでもその真意についてさまざまに憶測されて、かなり騒然となっています。一部のファンやネット上などではすでに相当取り沙汰されていますが、そもそもKAT-TUNが現在活動休止状態で、一部では事実上はすでにいったん解散とまで言えそうな事態に至ってしまったのは、まさに亀梨が、ソロ活動を優先することで、活動休止という道を選んだからと言われています。
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活動休止に至るまでの経緯を知る周囲の人々や、事情通のファンにしてみれば、自分自身の都合によって活動休止を選んでおきながらの「KAT-TUN復活させたい」発言には、やや違和感を覚えるといった印象になるのは無理からぬことと言えます。発言そのものが亀梨の真意であったとしても、KAT-TUNのメンバーらの現状から見ても、真の復活は状況的に難しくなっていることと、KAT-TUNを復活させたいと発言している当の亀梨自身が、現段階では今後もやはりソロ活動に専念するとしか考えられないムードを感じさせることから、「KAT-TUN復活させたい」発言が、どことなく空回り的な印象に聞こえてしまう面もあります。
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亀梨が真剣に願っていたとしてもKAT-TUNの真の復活は難しいと考えられている理由の一つである、メンバーたちの現状として難しいと考えられているのは、KAT-TUNというグループ名の維持そのものが、すでに難しい状況にあるからとされています。KAT-TUNという名称は、ファンならずともよく知られていることですが、亀梨をはじめ現在の2名のメンバーと、すでにグループから脱退している3名も併せて、計6名の苗字の頭文字を並べることで命名されています。
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現在は、苦肉の策で亀梨が「KA」の2文字を担当する形で、「T-TU」と「N」は残っている二人のメンバーからということになっていますが、本来のアルファベットの通りのグループ名で復活を望んでいるのであれば、Aが頭文字になる苗字の1名と、それぞれTの頭文字の苗字を持つ2名の人物が新メンバーとして入らなければ、元々のグループ名が生かせないことになってしまいます。そうでなければ、多くのファンが望んでいる真のKAT-TUN復活ではなくなってしまいます。そうは言っても、やはりファンの気持ちとしては復活のほうを優先してくれたほうがありがたいということで、グループ名の厳密さを期するのはさておいて、新メンバーについては、ジュニアから昇格させるという方法と、ほかのグループから兼任でKAT-TUNの新メンバーになってもらうという方法も検討されているということも推測されています。
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とは言え、KAT-TUNほどのキャリアを持つグループに、いきなりジュニアからの昇格があるというのも現実的ではないと言われ、もし新メンバー加入があるとすれば、やはり、ほかグループからの兼任という説が有力視されています。その兼任メンバーが実現するとして、それが誰であるかによってもファンのあいだで熱狂が巻き起こるのは必至ということで、そういった話題性においても、亀梨の「KAT-TUN復活させたい」発言は、十分ファンと多くの関係者に波紋を生じさせ、一気に議論をヒートアップさせたと言えます。その話題性の高さを世間に認識させたというだけでも、「KAT-TUN復活させたい」発言は大いに功を奏したとも言えます。
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亀梨と二人のメンバーは、実際、KAT-TUNあってこその絶大な人気ということを改めて痛感しているとも言われ、KAT-TUNの復活そのものは、本人たちは強く望んでいることが容易に想像できます。彼らを支える周囲も当然、同じ考えであり、ファンに至っては、そのムードこそさらに高まって、ぜひ復活が実現して欲しいという切実な思いを抱いていると言えます。