17日放送の『バラいろダンディ』(TOKYO MX)に元なでしこジャパンでタレントの丸山桂里奈さんが出演。番組では、新型コロナウイルスの影響による東京マラソンの一般参加中止についてトークを展開。そんななか、丸山さんは新型コロナウイルスをめぐる東京マラソンや東京五輪の問題について持論を述べ、周囲からは「たしかに…」などの納得の声があがっています!
丸山さんは今回の一般参加東京マラソンについて「私は東京で一斉に3万8千人が息を『スーハースーハー』したら、東京じゅうに感染が広がっちゃう可能性が…」「『位置について、よーい!』のときにみんな『スー』って吸って吐くわけですから…」と独特な意見でスタジオの笑いを誘わせ、中止の判断を支持していました!
また、東京五輪について意見を求められると…「オリンピックを観戦に来る人が感染しちゃうっていうのもあるかもしれないですけど…」と話しつつ、「アスリートって4年に一度でそこに準備してきてるわけですから、一番はアスリートの気持ちを大切にしたほうがいいじゃないかなって私は思います」と述べました。
予想外の丸山さんの回答に、スタジオは静まりかえり、「たしかに…」「なるほど」「すごい良いコメント」などと出演者は口々に漏らしていました。タレントの武井壮さんは「(丸山が)まともなこと言うと思わなかった」と驚いた様子。
また、フリーアナウンサーの垣花正も「めちゃめちゃアスリートとして真っ当なことを(言っていた)」と感心しきっていました!さらに、垣花アナから「さっきの『スーハー』とのギャップがスゴい」とのツッコミが!すると、丸山さんは「アスリートってそれだけ懸ける思いがありますからね」とコメント。
元なでしこジャパンとして活躍していた丸山さんの「アスリートの気持ちを大切にしたほうがいい」という言葉に、同じくアスリートの武井さん含め出演者も説得力を感じた様子でした!
中止や延期の必要がないといわれている東京オリンピックですが、やはり選手たちは現在の状況を考えると複雑な心境にいることでしょう….。
また、一向に収まる気配のない新型肺炎の流行ですが、今年の夏頃までに収束に向かわなかったとしても、今年の夏頃より前に、「話題にはのぼらなくなっている」のではないかとも言われています。
今回のコロナウイルスの問題は疫病問題であり、重篤な症状になられた方が多いだけでなく、尊い生命が失われているという事態で決して軽い問題ではありません。
連日のようにマスコミ報道が「コロナ問題」を取り上げており人命に関わる重要な問題です。しかし、それまでに発生していた問題はほったらかして、新規性のある問題に異常なほどに執着し、さんざん騒ぎ、大衆が飽きてきたとみるや、一斉に引いてしまう、この「マスコミ報道のあり方」。
この「マスコミ報道のあり方」が、「コロナ問題」の不安をさらに煽っているのかもしれません…。東京オリンピックの時期になるとマスコミは「オリンピック報道」一色になるに違いないでしょう….。