“ともだち5000人”だと自称しているる「カラテカ」の入江慎也が6月6日、写真週刊誌「フライデー」(講談社)により振り込め詐欺グループの忘年会に、同僚芸人を参加させるなどの仲介を行ったことが報道されて、吉本興業を解雇されたことが分かりました。
参加した芸人リストに関しては入江の他に「雨上がり決死隊」の宮迫博之、「ロンドンブーツ1号2号」の田村亮、「ガリットチュウ」福島善成、レイザーラモンHGたちがいます。
俗に言う「闇営業」というもので、所属の吉本興業を通さずに直で仕事を受けるために、高額なギャラがまるまる懐に入るということでしょう。
吉本に近い関係者により、このような話がありました。
「吉本が問題視したのは闇営業ではない。やはり暴力団や半グレといった反社会的勢力が主催する宴会に無断で参加したことだ」
フライデーによると、入江の仲介で参加した芸人たちは1人当たり100万円のギャラを手にしたそうです。もしもその金の出所がまともであれば、情状酌量の余地はあったかもしれません。
この大規模詐欺グループは2015年6月に摘発されて、男女40人を一斉逮捕したことが分かりました。その被害額は全国で40億円以上にのぼります!入江や宮迫は「ギャラは一銭ももらっていない」と主張しているが、果たして報酬なしで見ず知らずの人のパーティーで余興をやるのでしょうか。
入江は2015年10月に、その自慢の人脈を活かしてコンサル企業「イリエコネクション」を設立しました。年商は1億円以上というのも…
「そもそもこの会社が『闇営業斡旋会社』とみなされていた。今回のほかにもトラブルがあったと言われている。今回の解雇劇は1発レッドではなく、累積だ」―お笑い関係者
食えない芸人にとって、入江は闇営業を回してくれる神のような存在でしょう。しかし一方、入江の評判に関しては、事情を知る関係者がこのように話しています。
「入江がそこまでの地位に上り詰めたのは、女性を力のある先輩芸人に“献上”してきたからですよ。その筆頭が宮迫。入江は宮迫の好みのタイプを聞き、それに合った女性を提供してきた。彼がテレビに出られるのは芸人としての面白さではなく、“献上力“によるもの。ある意味、かわいそうな男ではあります」
入江はとにかくパーティーに片っ端から参加して、そこで自身の名刺を配りながら女性をナンパしているそうです。
「ひたすらエロい子を探していましたね。露骨に『すぐヤレちゃう子いない?』と聞いてくることもありました。女性を性のはけ口としか捉えていない態度に腹が立ちました」―同席した30代女性
さらに、先輩芸人に気に入られるためには女性を物色して献上―。それが実ったということで年商1億円企業を作ることに成功したようだが、今回のスキャンダルですべてが消し飛びそうですね。
「反社会的勢力と繋がりがあると大々的に報じられてしまいましたからね。吉本では全社員に入江との接触禁止を通達したそうです。入江が成功できたのは、吉本興業という金看板があったから。今後は会社経営も岐路に立たされるのでは」―お笑い関係者
入江の人生はまさに「人脈に生かされ、人脈に殺された悲しき男」でしょう。