2019年、最もメディアからお茶の間を騒がせたと言える吉本興業所属の芸人による「闇営業問題」。続々と謹慎処分を受けていた芸人達が復帰を果たし、ロンドンブーツ1号2号の田村亮さん(48)も今月30日にトークライブが開催されることが発表されました。
しかし、未だ雨上がり決死隊の宮迫博之さん(49)の芸能活動再開のメドは立っていません。そんな中、宮迫さんと一緒にボランティアで清掃活動などに参加していたカラテカ・入江慎也(42)さんは、その収入に大きな影響を受けていないのだと言います。吉本興業から契約を解除され芸能界から姿を消した入江さんですが、¥一体どういうことなのでしょうか。
昨年の「週刊女性」の直撃取材には、「清掃員のアルバイトを週6~7日と自身の会社・イリエコネクションのコンサル業をなりわいに、貯金を取り崩しながら生活している」と答えていた入江さん。しかし、入江さんが可愛がっていた後輩芸人によると、月に100万円程度の収入があり、都内の桜で有名なエリアの川沿いにある家賃25万円のマンションに住んでいるんだとか。さらに、駐車場代が月8万円のところに愛車のベンツを停めているのだそうです。
「コンサルというか、人を紹介するような仕事で収入を得ているみたいで、部屋も生活もそれほど変わってないって言ってました。清掃バイトはみそぎの意味合いが大きいみたいで……今もおごってくれるし『それでも毎月30万円は手元に残る』と言ってました。清掃バイトだけじゃ僕たちみたいな売れない後輩の収入と同じですからね」(後輩芸人)と話す後輩芸人は、「今も変わらずおごってくれる“いい先輩”」と入江さんを慕っているようです。
他にも入江さんを慕う後輩は多く、騒動があった際にも入江さんの世話をしていたといいます。「騒動から2カ月ぐらいは仕事もせず、まったく部屋から外に出なかったようです。その間、入江に世話になった後輩芸人たちが交代で差し入れを持ってきていて、なんだかんだいっても、面倒見がよかった入江に恩を感じている後輩たちが多いのも事実ですね」(吉本興業関係者)そんな入江さんは、以前「清掃ビジネスに参入したい」と知人に打ち明けていたことがありました。
その理由も、吉本興業関係者は「バイトで清掃業務をおこなっている、売れない芸人が多いから。彼らをうまく取り込んで、復帰の足がかりになればと考えているのでしょう」と推察します。人脈の広さが話題を呼んでいた入江さんですが、その事が仇となり“闇営業問題”にまで発展していきました。しかし、芸能界から離れた今でもその“イリエコネクション”を活かして以前と変わらない収入を得ているというのはなんとも皮肉な話です。